明日は，大阪の枚方市で，山田優美子さんのお話を聴いてきます。山田さんは，新しいことにチャレンジしようとされていて，そこら辺りの話，楽しみです。
今日は，過労死防止学会の大会に参加して，髙橋幸美さんのお話「過労死ゼロの社会をー高橋まつりはなぜ亡くなったのか」を聴いてきます。
私は，森岡孝二さんが亡くなられたので，昨年度末で過労死防止学会を退会したのですが，今日の大会には参加します，髙橋さんのお話を聴くために。
私は，森岡孝二さんが亡くなられたので，昨年度末で過労死防止学会を退会したのですが，今日の大会には参加します，髙橋さんのお話を聴くために。
今日は，大阪弁護士会の方の犯罪被害者支援委員会の会議に参加してきました。
その際，産経新聞の報道，つまり，
大阪府内に住む２０代女性は昨秋、自宅マンションの通路で見知らぬ男に背後から口をふさがれるなどの被害に遭った。約１カ月後、男は強制わいせつ未遂容疑で府警に逮捕された。大阪地検は勾留請求したが、大阪地裁は却下。「逃亡や証拠隠滅の恐れは否定できないが、被害者と接触しないことを誓約していることなどから勾留の必要性はない」として地検の準抗告は棄却された。逮捕から２日後、男は釈放された（その後、在宅起訴）。
「私の被害って大したことないんだなと思った」
女性は釈放を聞かされ、そう感じた。それと同時に男に逆恨みされないかとの恐怖が急にこみ上げてきた。それ以降、家族に駅までの送り迎えを頼み、外から自室の様子が見えないよう厚手のカーテンに替えた。釈放される際、男が裁判所に提出した誓約書には「女性の最寄り駅を利用しない」と記されていたが、最寄り駅はターミナル駅で、男は隣接する市に住んでいた。女性は「裁判所は私を守ってくれない」と感じ、一時は被害届の取り下げも考えたという。
証拠が少ないケースが多い性犯罪では、被害者の証言が立証の大きなウエートを占める。ある地検幹部は「勾留が却下されたことで心を痛め、証言を拒否したり、被害届を取り下げたりする被害者は少なくない」と話す。
この記事のようなケースで，被害者を支援する弁護士は，裁判所に，勾留（本格的な身柄拘束）を認めるよう働きかけを行うべきではないか，という意見が出たのです。
私は，このような意見（提案）にもちろん賛成ですが，弁護士が「人質司法」，つまり，被疑者の身柄を抑えることによって，その自白を引き出そうとする検察の手法に手を貸すのはおかしいとの反対意見が被害者を支援している弁護士からも必ず出てくるのです。
しかし，被害者を支援する弁護士は，「人質司法」などと言ってはいけないのです。「人質司法」は犯人の側から司法制度を見た場合の表現なのです。被害者からすると，犯人には黙秘権などないのです。犯人は黙秘などせず正直に自らの罪を認めるべきなのです。被害者を支援する弁護士は，そのような被害者の想いに１００パーセント同調するべきなのです。
その際，産経新聞の報道，つまり，
大阪府内に住む２０代女性は昨秋、自宅マンションの通路で見知らぬ男に背後から口をふさがれるなどの被害に遭った。約１カ月後、男は強制わいせつ未遂容疑で府警に逮捕された。大阪地検は勾留請求したが、大阪地裁は却下。「逃亡や証拠隠滅の恐れは否定できないが、被害者と接触しないことを誓約していることなどから勾留の必要性はない」として地検の準抗告は棄却された。逮捕から２日後、男は釈放された（その後、在宅起訴）。
「私の被害って大したことないんだなと思った」
女性は釈放を聞かされ、そう感じた。それと同時に男に逆恨みされないかとの恐怖が急にこみ上げてきた。それ以降、家族に駅までの送り迎えを頼み、外から自室の様子が見えないよう厚手のカーテンに替えた。釈放される際、男が裁判所に提出した誓約書には「女性の最寄り駅を利用しない」と記されていたが、最寄り駅はターミナル駅で、男は隣接する市に住んでいた。女性は「裁判所は私を守ってくれない」と感じ、一時は被害届の取り下げも考えたという。
証拠が少ないケースが多い性犯罪では、被害者の証言が立証の大きなウエートを占める。ある地検幹部は「勾留が却下されたことで心を痛め、証言を拒否したり、被害届を取り下げたりする被害者は少なくない」と話す。
この記事のようなケースで，被害者を支援する弁護士は，裁判所に，勾留（本格的な身柄拘束）を認めるよう働きかけを行うべきではないか，という意見が出たのです。
私は，このような意見（提案）にもちろん賛成ですが，弁護士が「人質司法」，つまり，被疑者の身柄を抑えることによって，その自白を引き出そうとする検察の手法に手を貸すのはおかしいとの反対意見が被害者を支援している弁護士からも必ず出てくるのです。
しかし，被害者を支援する弁護士は，「人質司法」などと言ってはいけないのです。「人質司法」は犯人の側から司法制度を見た場合の表現なのです。被害者からすると，犯人には黙秘権などないのです。犯人は黙秘などせず正直に自らの罪を認めるべきなのです。被害者を支援する弁護士は，そのような被害者の想いに１００パーセント同調するべきなのです。
明日は，大阪地方裁判所で，福島第一原発事故損害賠償請求事件の裁判があります。
一般市民の生活には何の関係もない，国政に関する権能を一切有しない国家公務員の交代やらで，福島第一原発事故，大阪では完全に忘れ去られていますが，被害は終わっていません。
一般市民の生活には何の関係もない，国政に関する権能を一切有しない国家公務員の交代やらで，福島第一原発事故，大阪では完全に忘れ去られていますが，被害は終わっていません。
来週の土曜日5/25に，京都御苑のすぐ近くで，少年犯罪被害当事者の会の大久保巌さんと同じくユカさんが，講演をされます。
少年による犯罪によって被害を受けると，犯人（加害少年）は少年法で守られ，他方で，被害者はほとんど何の支援もなく，自分で自分を奮い立たせて生きていくしかないのです。ここに，「加害者と被害者との不公平」が，極まるのです。
是非，大久保さんのお話を聴いてみてください。そして，自分には何ができるか，考えてください。大久保さんの事件は誰にでも起きうるのです。
少年による犯罪によって被害を受けると，犯人（加害少年）は少年法で守られ，他方で，被害者はほとんど何の支援もなく，自分で自分を奮い立たせて生きていくしかないのです。ここに，「加害者と被害者との不公平」が，極まるのです。
是非，大久保さんのお話を聴いてみてください。そして，自分には何ができるか，考えてください。大久保さんの事件は誰にでも起きうるのです。
園児がプールで溺死、園側に２千万円賠償命令
この事件，民事事件については，ひと区切りがついたように見えますが，被害者の父親は，民事裁判で幼児園に責任が認められたのに，なぜ，関係者が処罰されないのかと言われているそうです。被害が終わっていないことはもちろん，事件もまだまだ終わっていないのです。
この事件，民事事件については，ひと区切りがついたように見えますが，被害者の父親は，民事裁判で幼児園に責任が認められたのに，なぜ，関係者が処罰されないのかと言われているそうです。被害が終わっていないことはもちろん，事件もまだまだ終わっていないのです。
今日は，公民館に老人福祉センター等が併設されたところで，市民法律相談を担当しました。
やはり，離婚と相続の相談が多かったです。
その詳細をここに詳しく書くことはできませんが，今まで弁護士として感じたことない想いをいだいた事件が１件ありました。
やはり，離婚と相続の相談が多かったです。
その詳細をここに詳しく書くことはできませんが，今まで弁護士として感じたことない想いをいだいた事件が１件ありました。
今日は，午前中，出張法律相談に行ってきました。
グーグルマップで最寄り駅から目的地までの道順を出していたのですが，３枚にわけて印刷するべきところを，１枚目と３枚目しか印刷していなかったために，途中で道に迷って。結局，最寄り駅まで引き返し，タクシーに乗りました，２５分で到着できるところ，あと７分のところまで迫っていたのに，です。
このようなハプニングはありましたが，相談者からは大いに感謝されたので，行ってよかったです。
なお，今日は，諸般の事情から例外的に出張日当は請求しませんでした。
グーグルマップで最寄り駅から目的地までの道順を出していたのですが，３枚にわけて印刷するべきところを，１枚目と３枚目しか印刷していなかったために，途中で道に迷って。結局，最寄り駅まで引き返し，タクシーに乗りました，２５分で到着できるところ，あと７分のところまで迫っていたのに，です。
このようなハプニングはありましたが，相談者からは大いに感謝されたので，行ってよかったです。
なお，今日は，諸般の事情から例外的に出張日当は請求しませんでした。
