最近、10年前の記憶はだいぶ薄れてきてしまったことに気づいた。こうしてここで、写真を振りかえり、コメントを考えなければ、どんどん忘れて行ってしまうことなのだろう。当時の撮影データは残っているから、撮影場所や、カメラ、レンズはわかるとしても、気候や、その時の想いは印象にないことが多い。その時は、日常であることの記録撮影が多いため、当然かもしれないが、イベント物でもない限り、印象は薄くなるから、今後はもっと細かく日記のように書き綴っておいた方が良いかもしれない。でも、多分続かないと思う・・・
9月は不作の月のようで、撮影回数は極端に少ない。何かの次いでで撮影した「さくら・はやぶさ」の東海道線ブルートレイン。当時の東海道スジには、この「さくら・はやぶさ」のほか、「富士」、そして早朝グループには、「出雲」や「あさかぜ」が健在であった。今にして思えば華やかに感じるが、当時のことを思い返してみると、随分と減便されたことに落胆していたように思う。特に、今までの2本のブルトレが併結だなんて考えもしなかったから、とうとう来る時が来たか!ってな印象を持っていたように思う。関西ブルトレが最後は併結になり消えていったから、やはり同じ道なのかという疑念を持ったこともこの頃からだろうか。
写真は、湯河原を定時で通過する「さくら・はやぶさ」。このHMは、その当時写真写りが悪く、仲間内では不評だったことを思い出した。色が白っぽいから、カラー映えせず、デザインもはっきりしない。その後に登場した「富士・はやぶさ」のHMの方がカマにマッチしていて好きだった。
####################
2003(H15)-09-15 4レ EF6650 さくら・はやぶさ JR東日本/東海道本線:湯河原-真鶴
Nikon F3P MF Nikkor 180mm f/2.8S RDP3 +1増感