アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

特徴あるEF10の横顔

2016-12-17 10:00:00 | 鉄道写真(EL)

毎年恒例となった朝練仲間との忘年会も終わり、いよいよ今年も押し迫ってきた。アントンKにとって今年は公私ともに変化の年だったから、かなり感慨の深い年となったが、来年は何事にも攻めの姿勢で臨んで行こうと思っている。自分に出来る事は、全てやり尽くすくらいの気持ちで物事を進めたい。具体的には書かないが、趣味の世界でもさらなる展開を考えているところだ。

忘年会で話題に上がった昔撮影した機関車から、飯田線時代のEF10の写真。アントンKがまだ駆け出しの時代で、友人と二人当時のユースホステルに連泊しながら撮影旅行に行った時のもの。この266列車は、運用上定期重連の列車だった。もちろん回送を兼ねていたので、次位のパンタは片方しか上がってはいないが、飯田線というローカル線で、F級の機関車の重連は、当時を思えば珍しく、この列車を中心に撮影したことを思い出す。

この日は、初めて見たEF10の重連であったが、二軸貨車2両という編成に唖然とさせられたことが懐かしい。EF10という電機は戦前型だが、製造時期により形態が色々あって楽しめる。写真の21号機~は、ご覧のように車体が極端といってよいほど丸く、前面にあるナンバープレートは車体とはツライチにならず、外側には隙間が出来ている。夏の日差しが前面に当たり、ナンバープレートの影が隙間から落ちていて何ともユニーク。こんな個性丸出しの機関車が現存していたら、さぞ話題になるだろう。当時から地味な電機ではあったが、アントンKの中では今も思い出深い電機の一つとなっている。

1976-07-21    266レ  EF1021+22     飯田線/中部天竜にて