アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

鮫代走によるトヨタ編成を狙う

2017-07-20 21:00:00 | 鉄道写真(EL)

夕涼みがてらハンドルを握りいつものポイントへ急ぐ。日中の気だるさもこの時間だと少しはマシになり、外出する気持ちにもなるものだ。

今回は、上りのトヨタロンパスEXP列車。ここのところのダイヤの乱れの影響を受けてEF66が代走で上っているとの情報を頂いた。それも検査を受けるHD300付きとのことで、比較的希少な編成のようだ。この場所でのトヨタロンパスは、下り列車でいつも撮影はしているものの、上り列車で撮るのは初めてではないだろうか。何せ到着時刻が遅く、今の時期でもやっとのことで撮影ができる時間帯でこの日も日没後にシャッターを切るといった状況だった。

ポイントに近づくと、昼夜問わずカメラを持ち果敢に撮影しているお仲間であるお二人の姿が見えた。分単位で暗くなる撮影地でも、これから撮影を共にできることで、どこか安心してしまうから不思議なものだ。雑談に華が咲く間もなく、通過時間が迫りファインダーに集中する。とにかく露出が一気に落ちてくるので、感度を上げなければならないが、今回は明るく写すより、今目で見ているような夕闇迫る雰囲気を出したいと思い、思いのほか露出はアンダーにしていつも撮っている朝とは違うように心がけた。当然ながらシャッタースピードは遅くなりズーム流し撮りをするが、個人的には、あまり背景は流れて欲しくないので、列車に合わせてゆっくりカメラを振るといった手法になった。

何百回と撮影したポイントでも、新たな世界が目の前に広がり、新鮮に感じたことも事実だった。

2017-07   2052レ  EF66112+HD300-13   新鶴見付近