アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

磐越西線120周年

2019-07-15 16:00:00 | 鉄道写真(EL)

久しく青空を見ていない東京地方。日照不足が気にかかるほど晴れない関東だが、こう晴れないと何をするにも気分が乗らず億劫になってしまう。今年の梅雨はどうやら陽性の梅雨のようで、しっかり雨が降り、こうなると九州地方はもとより、気象災害など起こらぬよう願いたいものだ。

この連休も、どこも天気がすぐれず予定を白紙に戻したアントンKだが、晴れの写真ばかりが写真ではなく、雨なら雨の風情があり、それを生かした撮影を試みるべきで、この長梅雨を逆手に取ろうと、計画は立てたものの、やはり考えるだけで実践出来ずに終わりそうだ。梅雨が明けたら明けたで、猛暑が襲い掛かるだろうが、四季を楽しむくらいの心の余裕が欲しいところだ。

ちょうど今年は、磐越西線120周年に当たるそうで、それを祝してなのか記念列車が走ったようだ。旧客3両をDE10 が牽引するといった何とも詰まらない(失礼!)列車だが、余りにも考えのない企画に思えて仕方がない。電化区間でディーゼル機関車を走らせるのなら、やはり蒸機でやって欲しかった。少し前なら、D51やC57で運転されていたろうに・・機関車の手配が着かないのだろうが、そうであれば企画自体を延期しても良かったのではないか。アントンKは単純にそう考えてしまうのである。

昔から思い入れのある路線だけに、少し残念に思っている今回の列車。再企画を期待して、ファンの心を打つような楽しい列車をお願いしたい。もっともED77はすでに無く、電機ならED75700番台だろうし、国鉄時代を彷彿とさせる列車は難しいだろう。詰まらない時代になったものだ。掲載写真は、盛んに磐西線に出向いていた時代の、やはり年代ものから1枚。まだSLの運転もなく注目度は低かったが、観光施設が沿線に点在し、団臨には事欠かなかった印象で、全国各地から列車が入ってきていた。今回は、ご存知JR東日本が誇るスーパーエクスプレスレインボー入線の時の画像。いつもは地味なED77だが、この時だけは、どこか誇らし気に見えた気がする。

1989-04-15    9235ㇾ  ED7715   JR東日本/磐越西線:猪苗代付近