DD51に代わる新しいディーゼル機関車DF200も、量産からすでに26年もの歳月が経っていることに驚かされている。今年春の改正で、DD51の定期列車が消滅し、いよいよDF200が本格的に活躍の場を広げてくると思っていた矢先、そのDF200でさえ四半世紀もの時を経ていることに、少々感傷的になってしまったのだ。「いつの間に・・」というのが正直な感想だが、今後は、こんな感覚が増えていくのかもしれない。こんな時世、1日1日を大切に過ごしたいものである。
初めてこの機関車を見た時、とても重厚でデカイ機関車というイメージを持ったが、今でもそれは変わらない。こんな機関車が長いコンテナを楽々と牽く姿は、当時から北の大地にはピッタリだと感じていた。中京地区にも進出し、新たなバージョンも増えて益々の活躍を願いたい。掲載写真は、現在休車状態らしい試作機901号機の牽くDF200の臨貨。再び元気な走行シーンを見たいものだ。
1999-05-01 9057ㇾ DF200-901 JR北海道/室蘭本線:静狩-礼文