ブルトレ「北斗星」が消滅してもうすぐ丸6年になる。孫にブルトレが見たいとせがまれても、どうにもならない切ない気持ちは、これからも続いてしまうのだろうか。アントンKにとっても、ブルトレを意識し撮影をしていた時間は、1975年から2015年までの40年間でしかないが、出来ることなら本物を一緒に見て、共感したかったと無いものねだりをしてしまうのである。
東北へ遠征する時の行きがけに、必ず線路端へ立ち寄り撮影したブルトレ「北斗星」。どうしても時間的制約を受け、かつメインターゲットではないから、妥協の産物が多くなることは致し方が無いところ。しかし意識の上で、定期列車で存在しているかいないかは、大きなことで、アントンKの行程に少なからず影響を与えていた。掲載写真の日も、遠征途中に立ち寄った物。夏の湿気の多い曇天の朝だったと思い出している。有名ポイントだが、曇天ならではの右頭構図で狙っているようだ。
2001-07-06 4ㇾ EF8181 北斗星 JR東日本/東北本線:蒲須坂付近