アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

初めての渋川鉄橋~EF15

2021-09-11 19:00:00 | 国鉄時代(モノクロ)

昔の足跡をたどるとすれば、アントンKにとって渋川鉄橋も思い出深い撮影ポイントだった。「渋川鉄橋」という呼び名が正式かどうかは解っていないが、少なくとも鉄道ファンの間では通用する呼び名。上越線の渋川を出て、いよいよ山間部へとアプローチする最初のポイントだ。

当時から雑誌等で紹介されていたためか、上越線では有名ポイントだったが、意外やアントンKにとってはデビューは遅く、現地に初めて向かったのは1978年の春先のことだった。それまで、上越線は好んで乗車しており、実際には、津久田-岩本間の橋梁の方が出向いたのが早かった。根府川鉄橋(俗称)はともかく、中央線の鳥沢鉄橋の方が出向くのが早かった(1975年)とは、今更ながら驚いている。当時のことを紐解けば、上野からローカル電車でお昼過ぎに渋川へ到着、181系「とき」やEF58の臨時列車をメインとして撮影しているようだ。ただ、その後このポイントへの訪問が少ないのは、アンダークロスのトラス橋の雄大さはさることながら、当時は車輛の足回りに手摺りがかかり好みではなかったからだろう。下から見上げる構図も好みではなく、それらが訪問する抵抗勢力となった。現在のアントンKだったら、そんな小さなことには拘らなくなり、もっと楽しめるはず。また機会を見つけて出向いてみたいと思っている。

掲載写真は、その初めての訪問時に撮影したEF15の貨物列車。現像処理が悪いのか、コントラストが強くお見苦しい画像となっている。隅に見える白いセダンが懐かしく当時を思い起こさせる。

1978-03-04           6782ㇾ   EF15 3                         上越線 : 敷島-渋川