関東近郊へと撮影に出かけ、移動の合間を見つけては以前には立ち寄らなかった路線にも目を向け、新たな興味を見つけている。とはいうものの、梅雨の時期でもあり、相変わらず連日の猛暑で、外出には積極的にはなれないでいるが、今回は、梅雨の晴れ間を期待して埼玉・群馬方面へと廻ってきた。
秩父鉄道には、思いのほか頻繁に出かけており、蒸機を始め古い電車や貨物列車の撮影を楽しんでいる。その道中にある東武鉄道・西武鉄道にも気になるポイントが散見され、いつか行きたいと思いながらもそのままの状態だったので、今回は新しい発見を期待しつつ出向いてきた。
前出したカシオペアの客車E26系は、製造から25年を迎え、そろそろ引退を囁かれているが、東武の電車には、さらに長寿の電車たちが今も元気で走っているのである。今回掲載する8000系電車は、更新改造はされているがすでに45年選手も存在するとか。どこの鉄道会社でもベテラン車両は、地方路線で細々と活躍をしているものだが、ここ東武伊勢崎線でも、かつては本線上を駆け巡っていたであろう電車が、車体を大きく揺らして走っているのだ。
日が射すと、一気に気温が上がりムシムシが耐えがたくなるのだが、一面に咲いた向日葵は、いきいきとして青空に向かって凛とした姿を見せていた。
2024-07 東武伊勢崎線 8000系801-1
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