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相変わらずの猛暑が続き、心身ともに疲労感倦怠感を感じることが増えつつある。今年は、特に感染症の影響もあり、マスク着用の外出。これが思いのほか辛いのだ。9月の声を聞けば、もう少し落ち着くだろうから、それまで耐え凌いでいく他はない。
そして来月になれば、いよいよ演奏会のシーズンでもあり、いつもならスケジュール調整が楽しい時期でもあるのだが、今年は全くと言っていいほど決まってはいない。コロナによる大幅な変更は、どのオーケストラでも発生してしまい、業界は大惨事になっているはず。海外からの演奏家の招へいは白紙となり、演奏曲目も変更。アントンKも楽しみにしてチケット入手していた演奏会も、早々に中止や変更を食らった。もちろん誰もがこんな経験はもたないだろうが、この逆境を何としても乗り越えて、平和な日常を取り戻したい。
ちょうどこの時期、上越線に「駒子号」が走った時代がある。川端康成生誕100周年として生まれたこの列車、翌年まで運転されたが、3年目には廃止されるという短命に終わっている。見ての通り、雑形3両編成であり、撮影するにはおさまりが悪いが、上越国境を越えていく旧客はやはり魅力的に映り、アントンKも足を運んでいる。ただ今さらながら、この列車には乗車して楽しんだ方が良かったと思い返している。旧客の窓を大きく開けて、上越のループ線を感じながら、清水トンネルを抜け、そしてゴハチの走行音を楽しむ。無いものねだりだが、こんな列車、また復活しないだろうか・・・
1999-08-26 9730ㇾ EF58 61 駒子号 JR東日本/上越線:岩原スキー場前付近
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