アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

103系「特快」に憧れた中学時代~103系増備車

2021-05-12 20:00:00 | 国鉄時代(カラー)

アントンKが模型店に出入りしていた中学時代、最も身近な国鉄は中央線だったが、中でも当時入線仕立てのピカピカな103系増備車に憧れた思い出がある。1970年代中頃では、中央快速は、ほとんど大部分が101系電車で、山手・京浜東北線が103系化されていたにもかかわらず、同じ首都圏を走る国電としては見劣りがしていた。が、そんなある日、まだ足回りもピカピカな冷房装置の付いた103系が、三鷹電車区の一番本線側に止まっていて度肝を抜かれたことをはっきりと思い出せる。全くの偶然であり、試運転中のようだったが、前照灯はそれまでのTc103とは異なり、ブタ鼻のようなシールドビーム2灯に代わっていた。この時は、もちろんその後登場するATC準備工事車の高運転台のTc103など知る由もなく、早く特快に乗ってみたいと心待ちにしていたのだ。

掲載画像は、そんな思い出が詰まっている、中央線特快の103系電車。撮影したのは、当初から5~6年以上は経った頃だから、だいぶ板に就いたお姿だったはず。高運転台車も走っいていたと思うが、アントンKには、こちらのスタイルが103系らしくて好みだった。省エネ201系電車登場までの良き時代だったように思える。いつもは、高架線の駅か三鷹付近で撮影していたと思うが、この時には、カメラのテストか何かで足を延ばしたようだ。

1982-09-26   中央特快103系     中央線:国分寺付近



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