アントンK「趣味の履歴簿」

趣味としている音楽・鉄道を中心に気ままに綴る独断と偏見のブログです。

貨物機の団臨は蜜の味?!

2019-12-14 18:00:00 | 国鉄時代(カラー)

普段では中々見ることが出来ない列車が、特別にその日だけ運転される。こんな情報が舞い込んできたら、まずは食指が動いていたアントンK。その最たる列車は、御召列車だろうが、近年ではご存知の通りの状況で、列車そのものが減少してしまい趣味的に考えても残念でならない。

貨物用電機が客車列車を牽く姿にも随分と憧れたもの。まず思いつくのは、高尾初詣臨として走った八王子のEF13とEF15だ。1月になると、決まって12系や14系で東北方面からの列車を新宿で継承し、あの中央高架線を日中に威風堂々と走行し、沿線の乗客たちの目をくぎ付けにしていた。アントンKの目にも、茶色の電機がブルーの客車を牽く姿は、新鮮に感じたもの。EF57がそうだったが、やはりそこは貨物機、ゴーナナのような華が無かった記憶がある。それでも、貨車の前に立つ時とは違い、どこか誇らし気に感じていたのも懐かしい思い出となっている。

掲載写真は、EF12の12系客車団臨。吾妻線での撮影である。当時ここの貨物列車は、EF12が担当だったが、稀に走る団体列車は、そのままEF12が先頭に立っていた。EF12の引退後は、EF15に引き継がれたが、時にDD51を使用した列車も度々運転されていたようである。まだ残暑が厳しい西日の眩しい日だったと記憶している。

1979-08-13  回9532ㇾ  EF12 1   12系客車6車  吾妻線:祖母島付近



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