今ではほぼ単独で撮影に出ることが多いアントンK。いつもの川崎界隈なら、誰かしら顔見知りに会い、情報交換を含めた一時を過ごせるが、鉄道撮影目的で遠征し、気ままに時を過ごすのはもっぱら一人のことが増えてしまった。思うように時間が取れなくなったことが最大の原因だが、今回本当に久しぶりに3名の同士とともに撮影に行ってきた。ターゲットは一つに絞って行動を共にしたが、忘れてしまっていた昔のワクワク感が蘇り、何とも充実した時間を送ることができたのだ。やはり同じ気持ちで撮影に臨み、喜びを分かち合う一瞬は、どんなに時代が変わろうとも不変であり、青春そのものだった。出来れば、可能な限りそんな時間をこれからも持ちたいと思い直したのである。
鉄道撮影という趣味は共通だが、アントンKを含めた4名それぞれが異なった撮影経験を持ち、そして想いがほとばしり、お互いとても刺激になり励みになる。これは、やはり最終的には、より一層趣味的見識を深め、お互いに信頼を築いていくことになると確信した。雑談の中で話題になったビギーバック輸送。幹線道路でよく見慣れたトラックを専用の貨車に載せ、コンテナとともに走った特急貨物列車。かつてアントンKも何度かそんな列車に出くわしていたので掲載しておく。カートレインとは違い、トラック直積みなので、とても迫力を感じたことを思い出す。全編成ビギーの列車は見たことが無かったが、実際はどうだったのだろうか。こんな個性的な貨物列車も、知らない間に消えてしまっていた。
1990-08-07 EF6615 JR東日本/東海道本線:湯河原付近
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