とんぼ返りとなったが、道南まで行ってきた。
5月も中盤になると、いよいよブルトレシーズンに突入する。とは言っても、今やブルトレは「北斗星」と「あけぼの」の2本のみになってしまったが、この時期ならではの撮影地で撮影を強行したくて、今回はその下見も兼ねて海峡線中心に廻ってきた。この路線は、まだまだ未開拓の地で、探せば撮影ポイントはいくらでも出てくるだろう。しかし一方で新幹線工事も開始している関係で、どのように景色が変化しているか確かめる意味もあった訳だ。その結果、思いほか工事は進んでいて面食らってしまったが、撮影地としては、特に木古内を中心とした高架線区間は、工事関係車が幅を利かせており撮影は厳しいようだ。また函館市内に近い矢不来より東側は、すでに専用軌道、高架線が出来上がって、いよいよこの地に新幹線が来ることが現実味を帯びてきていた。
そんな中、掲載写真は、一度訪ねてみたかった落部俯瞰。噴火湾沿いに雄大な弧を描くDF200牽引の貨物列車。下りの2051レを撮影しようとシャッターを切ろうとした瞬間、画面右端からまたまたDF200出現。上りの3080レがすれ違ってやってきた。DLの次位がカラコンのためDLの面もよく見えて、偶然の産物とはいえ中々面白いものが撮影できた。まさに北端の大動脈、函館本線と北海道らしいスケールの大きな雰囲気が伝わってきて気に入っている。
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2013(H25)-05-18 2051レ DF200102 JR北海道/函館本線:落部-野田生
Nikon D4 AF-S Nikkor 70-200mm f/2.8G ED VR II
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