早いもので6月を迎え、そろそろ雨のシーズンの到来。と同時に3月に廃止され話題となった「カシオペア」号が復活した。
詳細は割愛したいが、この復活の最大の見せ場は、北海道内のJRの機関車にけん引されるシーンであろうか。しかも貨物会社所属の機関車が代走する形というから、なかなか珍しく感じている。そしてそれにこの手の特別列車だから、ヘッドマークを掲げての牽引を期待したいところ。スペシャルらしさの演出もお願いしたいところだ。
(北海道内のヘッドマーク取り付けはないようです)
6月の第一弾は、「カシオペアクルーズ」号であり、往路は羽越本線経由で札幌を目指す。今まで通り上越線内は重連運転だが、補機にあたるEF64にHMの掲出がなく、本務機のEF81のみの掲出との事前情報だった。確かに前回の昨年秋の運転時もそうだったことを思い出したが、決してブルートレインではないものの、やはりこういった特別列車には誇らしげに機関車にヘッドマーク掲出を望みたい。こんな状況を踏まえて今回は撮影地を選んでみた。
上越線は、谷川岳を頂点とした険しい道のりであり、昔はEF16という専用の機関車までいた路線。そのEF16に魅了され撮影によく行ったアントンKだが、当時からEF16+EF15、EF16+EF58、といった具合に異形式重連が当たり前だった。今回のカシオペアクルーズも異形式重連で峠を越える。それが良くわかるようにポイントを選択し群馬県の津久田鉄橋へ向かった。EF81に掲げられたHMを写し込みながら、ロクヨンとの協調風景を狙いたかったが、思い通りにシャッターが切れず不完全燃焼。橋脚に垂れ下がった工事用の幕も気に入らない。手すりで足回りが隠れることなく撮影できるこの橋脚は、昔から気に入っていただけに残念な結果に終わった。
まるで大きなレイアウトの中で、重連の機関車が橋を渡るシーンを遠望しているイメージだったが・・・
2016(H28)-06-04
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