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「木曽路は山の中」とは良く言ったもので、四方八方高い山々に囲まれている印象をもつ。ここのメイン路線は、中央西線ということになるが、まだまだ単線区間が多く残り、細く山すそを分け入っていき、峠をいくつも越えて走る。車窓は抜群であり、アントンKは特に秋の木曽路は美しく思い、何度も足を運んでいる。しかし写真にするのは、意外に難しくいつも納得できずに宿題を残すことが多い。山が迫っているため、案外線路に日が入る時間帯が限られるのだ。秋の日は、傾きだすと一気に変化するから、中々思うようにはならず、歯がゆい思いの繰り返し。年々、付近の木々の成長も見受けられるから、ますます厳しい状況になるのだろうか。まあ気長に楽しみたいと思っている。
15時を過ぎて日が陰り、一気に暗く露出が無くなった野尻宿。デジタルとは違い、フィルム時代には、もうまともにシャッターが切れなくなる暗さだ。幸い原色先頭の重連がやってきたので、前面目掛けて思い切りカメラを振ってみた。足並み揃えてパワー全開のロクヨンの力強さを感じる一瞬。
2005-11-25 5886ㇾ EF6433+77 JR東海/中央西線:野尻付近
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