朝練が疎かになっている・・・
始業前の小一時間線路端に立ち、おのずと決めたルーティーンを当たり前のように周り、何事も無かったようにその日一日が動き出す。そんな毎日がほぼ日常だった時代から早10年が過ぎた。そこで出会った鉄仲間はもちろん今も現役で、川崎界隈の線路端に行けば、どこかしらで出会う偶然の快感がいつも溜まらなかった。そして最近、職場の鉄仲間たちからも多くの刺激を貰い、自らの堕落さを猛省している。何気ない日常こそ、将来の宝となることは解っていながら、いつの間にか自分自身が変わってしまっているのだ。
もちろんアントンKの日常の変化がそうさせるのだが、今ほど原点回帰という理念が頭の中を駆け巡ることはない。年々早く感じる時間経過の中で、いかに自分にとっての充実した時間を見つけることが出来るかが、今後の人生をも決めるというくらいの覚悟で・・・
掲載は、朝練のメイン列車だった電機重連の石油列車。この列車があったから、多くの鉄仲間と出会い今でも親しくさせてもらっている、アントンKにとっては特別な貨物列車なのだ。ダイヤ改正ごとに、けん引機関車の担当変え、あらゆる組み合わせに一喜一憂した当時がとても懐かしい。夏草に覆われ、線路も見え隠れしていた盛夏の貨物線を往く。更新機が先頭でやってくると、ハズレくじを引いた感覚だったが、今や関東には貨物機ロクヨンの姿は無く、更新機さえ動いていない状況らしい。あっという間の10年。これからの10年はどんな時代になるのだろう。
2013-08-10 8094ㇾ EF641011+EH200-10 東高島付近
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