明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

just the way you are ビリー・ジョエル

2022-02-10 19:55:00 | 僕の音楽日記
1977年
中学生の僕は
FM放送も聴くようになる
クラスメイトからの
刺激。
洋楽の目覚め
ビートルズ、ボブディラン
カーペンターズ
サイモン&ガーファンクル
ど定番のものを
軽く耳にとおしながら
どこか
古臭い印象だったところ

そう、ラジオから流れてきたのが
最初は
ポールマッカートニーか?
なんて
とにかく
洋楽オンチで
誰がだれだか
わけわからなくて
もちろん英語の意味も知るよしもなく
むしろ半分興味もなく
というより
とりあえず洋楽聞いてます的な
スタンスの僕に

お!これってなんか
オシャレじゃね?

なーんて間奏に流れるサックスの音色に酔いしれ、流れるように歌う
心地よいメロディ
果たしてこれは
なんというアーティスト?だろうと
捜索するも、

すぐにヒット曲として
頻繁に流れることになった
just the way you are
日本語訳 素顔のままで
歌うは
ビリー・ジョエル


日本語訳は
とっても
ギザ
ホントにこんな内容の詩を
歌ってるのかな?
なんて懐疑心の中
やっぱり洋楽のもつ
寛容的世界では
逆にギザな感じのものでちょうどいい
日本人のもつ
照れと奥ゆかしさは
ある意味
歌の世界を窮屈にしている面もあるが
その辺のギザで広がりのある世界の洋楽は
それはそれで魅力あるものだと
認識しはじめた
中学生だった。

邦楽、歌謡曲のもつ
どちらかというと
ジメジメした今ひとつ垢抜けない
感じと
対象的に洋楽のもつ
解放的イメージは
やはりコロンブスのアメリカ大陸
発見の喜びに似て

僕自身の音楽カテゴリーが膨らんでいったのだ

ビリージョエル
ストレンジャーでの大ヒットで
誰もが知る事になる
有名なアーティスト
その人のバラードに
「素顔のままで」just  the way you are

明らかに
後追いの世代だった僕らの立ち位置に
今 この時 いい曲に巡り合い
これから歴史を作り出そうとして
いるアーティストを目の当たりにしたそんな思いになった
洋楽アーティスト
ビリージョエル

ここまで書くと
相当なファンになったような印象を受けるかもしれないが

残念ながら
これは入り口で
この後
イーグルスの
ホテルカリフォルニアに触れて
圧倒的に
イーグルスファンとなった僕なのだ
その前に立ちはだかってくれた
ビリージョエル

このオシャレな曲な感じが
今でも好きで
日曜日の午後
アンニュイなひととき
微睡む午後の日差しの中で
聴く
この歌は
この歌にも酔い
自分にも酔っていた
そんな作品だったことを
思い出す。