あれだけ暑かった日々
連日の37度超えに
身体が慣れてしまったのか
台風去っても蒸し暑く
まだまだ
夏は終わらない感じの日々
もう九月なのに
夏休みも終わって
朝夕秋を感じる…
だなんて
無理やり秋を演出してる
放送媒体にも
なんとなく
苦笑い
いやいや
まだまだ夏は続いてますから…
この週末でもまた夏日だとか…
🎵浜日傘ゆらゆら
すらりと伸びた長い足
蒼い夏がかけてゆく
僕は昼寝を口実に
泳げないのを幸いに
女の子って
やっぱりいいな…
と
夏真っ盛りを歌った
【蒼い夏】
そのアフターソングともアンサーソングとも思える
【白いレースの日傘】
【蒼い夏】から30年後2003年に【白いレースの日傘】を発表。
晩夏の1ページを切り取った
情景の作品。
🎵君が波と遊んでるのを
寝転びながら僕は見ている
長い波が膝まで寄せるので
君は声を上げ
転びそうになる
2人の夏がもう
かえってこないことを
僕らが知ってる秋が穏やかなことも
もしも 求めなければ
白いレースの日傘
回してみればフリルが揺れる
照れくさいけどなぜか
暖かく
傘の中には
若い君がいる
夏の景色が秋色に変わりつつある
ちょうどこのくらいの季節に
ピッタリの感じの歌詞の世界
何か穏やかさを求めつつ
それでもざわつく心を蓋をしつつ
【蒼い夏】も【白いレースの日傘】も
どこか
心を落ち着かせようと
する
そんな男の心の動きとその対象のコントラストがいい
終わろうとするものと
始めようとするものと
始めるのをやめようとするものと