ニックネーム、
あだ名というのは
時には残酷だ
とくに
昔は
それがつくのが当たり前だった
40年や50年前なんかは
あだ名やニックネームで呼ばれたり
またつけられたり
親しみをこめてつけられることなら
まだしも
人格を尊重しない
酷いものもあった
それはだめでしょ?
っていうものから
軽い優しい呼び名になってる
ニックネームまで
昔卒業文集なんかに
それぞれニックネームは?
などと各々が書くこともあった
ほぼ名前で呼ばれる
ニックネームもあった
例えば
「安倍」っていう人なら
「アベちゃん」がニックネーム
「土居」って人でも
「ドイちゃん」とか
「ド、ドイのドイ」とかあまり
ひねってないニックネーム
罪のない範囲での呼ばれ方
だけどあきらかに酷いものもあった
ビンボーな同級生に
「ボビン」ってあだ名をつけたり
「ブスゴリラ」とか
多分見た目、事実表現なんだけど
それをニックネームで呼んでいた
ある意味おおらかな時代だったし
ある意味残酷な時代だった
そしてその事を
卒業文集に呼ばれてるあだ名を
本人に書かせるという
ダブルで苦痛をのしかける
拷問のような仕打ちまで
あったりして
言われてる方は
いつまでも気にしてるし、
笑えないこと
しかし
卒業するんだから…
の無礼講的な
最後の儀式のような流れに
渋々書くことになったり
あだ名、ニックネームって
親しみを込めて呼ぶ方
呼ばれる方の信頼関係の上に
なりたってると思う
友達でもなんでもないやつから
行き渡った
広まったあだ名をナナメ後ろから
呼ばれた日には
軽いむち打ち状態に似た衝撃を
覚えるものだ
子供時代の残酷さは
後々笑い話になる事が多い中
そうでもない根に持つことも
結構あったりする
いわゆるトラウマってやつ
それでも逆に昔の
あだ名やニックネーム
で呼ばれたことがしっくり
言ってた人は
ずっと
それで呼ばれたいとも思う
それこそ
自己紹介でフランクに
自己開示しながら
〇〇って呼んでください
なんて爽やかに言えたりもする
仕事で名前を変えたり
する職業もあるなか
芸名だったり
源氏名だったり
本名がわからない、
隠して生きる人だったり
名前、あだ名、ニックネーム
って
便利だったり
不便だったり