明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

For you Love 柳ジョージ&レイニーウッド

2025-03-19 21:38:00 | 僕の音楽日記
若い時には
若い歌を

歳を重ねた後には
年相応の歌を

僕はずっと昔から
吉田拓郎さんを聴いてきた

拓郎さんのベースには
R&Bがありソウル、ブルースのバックボーンが流れていた
その影響を汲んだシンガーをまた探して
好きになっていく
似たような
スピリットを持つシンガーを渇望し
そこに自分の細胞にしっくり馴染む
そんな歌を好んで聞いてきた。


甲斐バンド
矢沢永吉
もんた&ブラザーズ
そして
柳ジョージ&レイニーウッド

70年後半から80年代に輝いた
アーティストたち

僕の親世代には
演歌、浪曲などが
染みる曲として聴かれてきたように
やはり
僕世代には僕らのしっくり
馴染む歌を探す

ブルースバラードの素晴らしい
シンガーの
柳ジョージさんの歌は
子守唄のように
ここ最近改めて聴くにつけ
ホントに素晴らしいさしかない

何故この歌たちを
しっかり聴いてこなかったのか

昭和のあの時代
歌は溢れて
贅沢な時代でもあった
だから
いつでも聴ける
そう余裕もって
しっかり深く聴き込むことをしなくなった
手が届くところにいつでも歌は溢れていた。


ここ最近
柳ジョージさんの歌を改めて
聴き直して感じたことは

何か
昭和という時代の 
大切なパズルのひとピースを
無くしてしまったような感覚に
なったことに気づいた。

無くしてから
失ってから気づく
当たり前だった贅沢な時間

平和で何不自由ないそんな時代に
素晴らしい歌が当たり前に聴けた

そんなことを染み染み思いながら
目を閉じて
柳ジョージさんの
ブルースバラードを聴く


63歳でなくなった
柳ジョージさん

僕も今年の誕生日で63歳になる
寿命を考える
そんな年齢にそろそろ
なってきた
昨今
今を精一杯生きることの意味を
教えてくれているような
そんな柳ジョージさんの
子守唄。










今夜は星空 いしだあゆみ

2025-03-18 23:17:00 | 僕の音楽日記
作詞 喜多条忠 
作曲 吉田拓郎

1978年作品の
今夜は星空

ブルーライトヨコハマのイメージのいしだあゆみさんにして
軽やかに明るく歌われてるこの作品
とてもチカラが抜けて
良い味を出していた。

後年は女優業にチカラが入ったカタチで
歌手としての軸足は半分になっていたようで…


いしだあゆみさん
亡くなられた訃報を知り、

そういえば
拓郎さん作品を歌ってたなぁと思い出した。

歌唱力ある人だったから
もっと色々歌って欲しかった。


大人の女性の歌を歌わせたら
爽やかな色気と憂を纏った
世界を表現できる
歌手でも、あった
いしだあゆみさん

スターと言われる人たちが
特に昭和のスターだった人たちが
また一人、また一人と
空の星になっていく

そこで
あそこで
輝いていた人たちが
夜空の星になっていってしまう


いしだあゆみさん
お疲れ様でした
ご冥福をお祈りいたします。






おまえのサンダル かぐや姫

2025-03-17 09:54:00 | 僕の音楽日記
昨夜ふと
おじさんが
ハイヒールサンダル
いわゆる
昭和のヤンキーが履いてたあれ

あれを履いていた人を見かけた。

「おお〜懐かしい」


時代は令和!


思えばもう三時代もまたがって生きてる
なんて
凄いことだよね

サンダルって少し前は
クロックスが流行って
右見ても左見ても
クロックスだった
昭和の,あの時代
ハイヒールサンダルとか
ビーチサンダルとかが
流行ってたのかな
よく見かけた。、

何故か知らないが
ヤンキーはハイヒールサンダル履いて
ママチャリに乗ってたイメージ
何故女性物を身につけていたのだろう?


こんな感じのね

カッコいいのかな?
今でいうところの
ギャップ萌え??


怖いお兄さんたちの
クスッと笑えるアンバランスな
一面

「🎵ママ〜どうぅゆう り めんばぁ〜,お母さん僕のサンダルはどこにいったんでしょうね…」

ああ
またあのサンダル姿のヤンキーを
見てみたい

おまえのサンダルは

いまどこに…


ということで
【おまえのサンダル】かぐや姫。

寂しい曲だよ












願望企画 吉田拓郎アルバム【ぷらいべいと VOL 2】

2025-03-12 16:18:00 | 僕の音楽日記
拓郎さんに
セルフカバーアルバムだけでも
出してほしいなぁと
考えてみたら
ワクワクして
どんな作品ができるんだろ?
って
考えてみた


1977年に
フォーライフから発売された
【ぷらいべいと】
提供曲と愛唱歌を収録されている
夜霧よ今夜もありがとう
恋の歌
春になれば
ルームライト
いつか街で会ったなら
歌ってよ夕陽の歌を
やさしい悪魔
くちなしの花
赤い燈台
悲しくてやりきれない
よろしく哀愁
メランコリー
あゝ青春

お遊び的アルバムと揶揄されたりしたが
フォーライフレコードの経営難に直面した
舞台裏を支える為に
緊急措置的なアルバム制作であったことを後日談で語っている。


活動を止めた今の拓郎さん
まだ音源として拓郎さんが自ら
歌い直してない陽の目をみてない
作品をせめて
心残しなく
活動休止の締めくくりとして
企画してもらいたいと思う。


ミニアルバム的に
「ラジオの夢」が発売し
熱量はまだ冷めてないと感じている
ファンに向けて
是非実現してほしい

「ぷらいべいとVOL2」だ。


僕なりに候補作品をあげてみた


蛍の河(小柳ルミ子)
さすらい時代(中村雅俊)
僕のエピローグ(猫)
両国橋(松平純子)
東京メルヘン(木之内みどり)
銀河系まで飛んでいけ(梓みちよ)
ソファーのくぼみ(テレサ野田)
狼なんて怖くない(石野真子)
失恋魔術師(太田裕美)
青春試行(中村雅俊)
ドンファン(神田ひろみ)
ステラ(松本明子)


の12曲でどうだろ?

あゝこの作品たちが
拓郎さんの歌い直しカバー曲として
世にもう一度息吹を
吹き返してもらえたなら
生みの親に歌ってもらえて
初めて
作品は完成するのではないのだろうか?

作られた作品は一度生みの親から
離れて
世に解き放たれ皆に愛されてきた

作品の完結締めくくりを
待ち望んでやまない。


作品によっては
もう50年経とうとしてるものもある
半世紀前の作品も今なお色褪せては
いないと思うのは
僕だけではないと思う。










卒業 cover by 生田絵梨花

2025-03-10 11:53:00 | 僕の音楽日記
元乃木坂46の生田絵梨花さん
あまり馴染みのない僕が
耳にした「卒業」
斉藤由貴さんの曲

優しく包み込むように歌う
生田さんの「卒業」
このカバーも名曲「卒業」をまた魅力的にした。

卒業シーズンで
必ず耳にする名曲。

この作品も
作詞松本隆
作曲筒美京平
作品なのだ
前回あげたブログの
B'zのcover曲
セクシャルバイオレットNO1も
松本、筒美作品
この幅白い世界観がまたプロの
奥深さをしみじみと感じる

音域が比較的低く
淡々と歌い込んでいくこの楽曲に
あまり歌は上手いとは思えない
当時の斉藤由貴さんが
とつとつと歌う
いじらしさに共感し、
卒業シーズンにあわせたセールスに
ヒットしたもので
名曲に仕上がっていったのは
やはり
季節感のあるものに
人々は歌を心に刻んでいくものなんだと
感じる。
季節が変わる事に、歳を重ねるごとに
深く広く
作品の良さが滲みわたり
無意識にくちずさみ
過去の情景を懐かしみ
思い出す。

松本隆さんの
「木綿のハンカチーフ」にみる
地方から
都会に出ていく
別れ
卒業して
別れ、離れ離れになる男女の情景を
作品にも見ることができる。

セーラーの薄いスカーフで
止まった時を結びたい
だけど東京で変わっていく
あなたの未来は縛れない

反対のホームに立つ二人
時の電車が今引き裂いた

あゝ卒業しても友達ね
それは嘘ではないけれど
でも過ぎる季節に流されて
逢えないことも知っている


なんとも切ない歌詞が
畳み込むように羅列されている

どうにもならない
早い勢いでながれていく時間の中で
留まりたい思いだけが
取り残される
容赦ない時の速さに
乗り遅れまいと
するけれど
立ち止まり後戻りする
心が悲しい。

何か忘れものをしたように
振り返るその瞬間にふと
心に傾れ込んでくる
「卒業」の風景
あの瞬間
ピュアな心でこの先もずっといられたら

そう思っていた瞬間も僕にはあった