本日拓郎さんの77回目の誕生日
おめでとうごさいます。
カッコいいヒーローだった吉田拓郎さんも
もうおじいちゃんになっちやって
でもおじいちゃんじゃない
ずーっと変わらないヒーローでもある
よしだたくろう
と
吉田拓郎
を僕の中に取り込んだのは
「春だったね'73」
と
「明日に向かって走れ」
だった
やりきれなくて
せつなくて
そんな思いを秘めた歌詞の中に思春期のころのやり場のないモヤモヤの
ぶつけどころもあって
ちょうどマッチした
拓郎さんの楽曲
♪広い河原の土手の上を振り返りながら
走った
あゝあれは
春だったんだね
…
春になると
一瞬で過ぎ去るこの季節に
心を留めておきたい
風景と出来事と思い出がある
切なくさせる春
慌ただしくすぎる春
こんな季節に紛れて
勢いと背中を押して奮い立たせてくれる
そんな作品
「春だったね'73」
ちょうど50年前のこの楽曲は今聴いても
カッコいい
色褪せない
涙が出てくるほどカッコ良すぎる
高中正義さんの唸るリードギター
岡沢章さんの跳ねてるベース
松任谷正隆さんのシャープなキーボード
田中清さんの暴れまくってるドラムス
全てが規格外のぶっ飛んでる
LIVEアルバム
50年経った今でも
全然古さを感じさせない
当時拓郎さん27歳
脂ののってきためちゃくちゃ
ファンキーなボーカルと
バックバンドの絡みはこれ以上ない
いいライブだったように思う
アーティストとメンバーの
個性と個性がぶっかって
弾ける音が洪水のように
客席に押し寄せる
もう拓郎さんも77歳昨年まで
LIVE演奏していたり
現役でやり続けていた
ことを思うと
当時ここまで息の長いアーティストとして
想像できていたことなのか
今日まで素晴らしい作品を残されて
ファンであり続けていることの
幸せを噛み締めて
改めて拓郎さんの誕生日の日に思う。
拓郎さんと同じ時代を駆け抜けた
素晴らしいアーティストもひとり、
また一人と去っていく中
とにかく元気でいてほしいと。
僕が拓郎さんを知って
歌を聴き始めたのも
「春だったね」…