明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

街灯 甲斐バンド

2020-12-27 18:56:00 | 僕の音楽日記


雨の音が 優しく響き
 胸しめつけられる夜さ 

風がやけに なつかしくて 
胸いっぱいの夜さ 

街灯の下 あの人の肩に 
トレンチそっとかけてあげた 

優しく甘く 狂おしく熱い 
夜をかけてあげた 

今夜むくわれない 恋人たちのように
 あの人は 涙を流している 


翳(かげ)りのある愛には ジンが似合うと 
胸しめつけられる夜さ

 本気の笑顔が 愛しくて 
胸いっぱいの夜さ 

街灯の下 トレンチの肩を 
おもわずそっと抱きしめた

 優しく熱く かすかにたじろぐ  
小さな肩があった 


今夜むくわれない 恋人たちのように
 あの人は 涙を流している




家に帰りなくない
そんな夜

街灯が
滲んで見える

あの頃も
こんな時みたいに
家に帰りたくない
夜だった。

やりきれなさ
同じような空間に
身を置くのが嫌で

心が寒さで
縮こまって震えていた
あの人は
目の前からいなくなった。

一方的なサヨナラって
どう、心を立て直して
いいか、戸惑うばかり

甲斐バンド
「街灯」を聴くと
あの頃の
荒んだ日を改めて思い出す。


今夜…
報われない
恋人たちのように
あの人は涙を流していた…


泣きたい夜は…








The Stranger ビリー・ジョエル

2020-12-25 05:01:00 | 僕の音楽日記
1978年 高校に進んだころ
僕の
音楽のジャンルも
広がり、
洋楽も耳に入ってくる

ピアノから始まり
そしてピアノと口笛からの
イントロは59秒もあり
カッコよく、洒落た始まり方だった
「The Stranger」

そして、リズムギターのリフ
がかぶさってはじまる
歌い出し。
洋楽のジャンルに
AORというカテゴリーが
登場したように
ビリージョエルも浮上してきた。

それまで聞いてきた
ビートルズや
イーグルスや
ロッドスチュワートや
ボブディランやザ・バンドや
ドゥービー・ブラザーズなんかと
音が違う。雰囲気がオシャレ。
ちょっといいなと思った
「The Stranger」

日本でも
洋楽オリコン2位をとるなど
大ヒットの楽曲。

ストレンジャー
City POP'sに欠かせない歌。
80年代に向かって
洋楽も新たなスターアーティストの
台頭で新たな時代の風が吹き始めた

泥くさくて、汗くさくて
一生懸命な
70年代も終わりかけ
80年代へ向けて
軽ろやかに、
しなやかに、
オシャレに聴ける
そんな歌がだんだん増えてきた。
曲のアレンジもしかり、

流行はつくられる
見知らぬ人が
流行を作り出していく。
僕にとって
見知らぬ人が流行歌になっていった。








12月の雨の日 はっぴいえんど

2020-12-24 18:41:00 | 僕の音楽日記
はっぴいえんど
というバンドが結成されて
最初のレコーディングされた
曲が
これ
「12月の雨の日」


歌:はっぴいえんど

作詞:松本 隆

作曲:大瀧 詠一

水の匂いが 眩しい通りに
雨に憑れた ひとが行き交う
雨あがりの街に 風がふいに立る
流れる人波を ぼくはみている
ぼくはみている

雨に病んだ 飢いたこころと
凍てついた空を 街翳が縁どる
雨あがりの街に 風がふいに立る
流れる人波を ぼくはみている
ぼくはみている

記念すべき作品は

松本隆、大瀧詠一コンビ。

なんとも気怠い雰囲気の12月の雨。

今日クリスマス イブには

山下達郎さんが

♫雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう

と、歌っているように、

やはり雪が似合う。

今日は比較的暖かく雨だ

本来クリスマス寒波がある時期。

雪には慣れてないので、今日の雨は

ホッとしている。

流れる人並みを観る余裕もなく

慌ただしい1日が過ぎてゆく

今年の冬は寒い冬になりそうだとか…

寒いのは苦手だけど、最近は夏が暑すぎ

るので、まだ、寒い方がいいとさえ

思えるのだが…

雨も嫌だけど、雪よりはまし、

みたいな…

嫌なものより少し手前の嫌なもので

気持ちを治めるみたいな、

最悪の一歩手前で納得するみたいな、

これがいい、これでいい、これならいい

コロナがいい


いやいやコロナは良く無いし!


乾燥してると

インフルエンザ、コロナに

かかりやすくなる

湿度が上がる

ありがたい、12月の雨の日

体調管理をしっかりとして

今年もあと、一週間

最後の一週間。頑張りたくないけど

頑張ろ…






Greart Conjunction 2020 東京スカパラオーケストラ

2020-12-22 19:16:00 | 僕の音楽日記
2020年 12月22日火曜
グレートコンジャクション

そもそもコンジャンクションとは、天体同士が同じ位置でぴったり重なることを言い(0度のこと。太陽と月が重なる新月は、その例ですね)、その中でも、私たちの社会や生活に大きな影響を与える天体、木星と土星が重なることを、特別にグレートコンジャンクションと表現します。

木星は1年で約一星座、土星は約2.5年で一星座を通過します。つまり「公転周期」(12星座を一周するのにかかる時間)が違うため、この二天体が重なるのは実に20年に一度しかありません。


というように

今日は20年に一度の日。

何やらスペシャルな日でもあるみたい

よく知らないけど…

これから世の中の流れが変わっていく

みたいなことも言われている。


大きな時代の渦に巻き込まれないように

しっかりと軸足を固めて

吹き飛ばされないように!

なかなか 素敵な音で

もう、すでにグラついて

吹き飛ばされかけてるけど

東京スカパラオーケストラのイケてる

グレートコンジャクション2020




関白失脚 さだまさし

2020-12-21 19:50:00 | 僕の音楽日記

亭主関白…という言葉は
昭和以前の産物で
もう、完全に僕の周りでは
亭主関白の家庭など
見受けられない。

男女雇用機会均等法というものが
法律で施行されてから

また、女性の権利を認める世の中の
風潮が後押し、女性の社会進出の
目覚ましい昨今
子育てもしやすくなり、
もっと言えば、旦那さんまでも
育児休暇を所得できる会社まで
出てくる世の中。

男性が子供を抱っこ紐で
抱っこしてる光景を見る
ベビーキャリアとかいう
商品まで販売され育児に参加する男性も増え
当たり前な顔をして
やってるところを見ると
すごいなぁ〜と思う反面
違和感も感じる
僕なんかは恥ずかしくて
子供を抱っこ、おんぶ紐で
あやすなんて
とてもとても恥ずかしくて
せいぜい
ベビーカーを押して
あやすくらいが席の山。


関白亭主に憧れて
さだまさしさんの
関白宣言が発売され、ヒットして
いた頃には
ある意味夢や、希望があった!
あの歌のように。なんて、
思ったりもして
それが
どうにも
こうにも
時代はこんなに変わって
しまった。

関白失脚とはいったもんで
というより、最初から
関白亭主にはなれなかった
恐妻家の僕は
抑え込まれ
封じ込まれ
せいぜい
今のような
時代でなかったのが
救いであって
今の時代のような
育児の風潮があの頃
あったなら
間違いなく
僕は子供を抱っこ紐で
抱いてあやしながら
休みの日は育児していただろうと

仕事さえしとけば
いい時代はもう
終わった
昨今の風潮

確実に
考え方や
時代の空気感は
昭和のそれとは
雲泥の差だ。

とりのこされた
意識とともに
戸惑いの中を
彷徨う
昭和生まれの
高度成長期とバブルを体験した
世代は
いい時代を体験し過ぎて
時代の流れを読むのに
苦労している

惨めさと哀れを
売り物にして
人の気を引くのは
流石に恥ずかしく
でも、
たまに、惨めさや、哀れはを
ふと、感じる時
たまらなく
自分が消えてなくなりたいと思う事もある。

色々あって
人生。