明日の葉っぱ(8×8)=69

思いつくまま 気のむくまま書いてます。

セプテンバー 竹内まりあ

2022-09-17 10:45:00 | 僕の音楽日記
セプテンバー そしてあなたは
セプテンバー 秋に変った
私一人が傷つくことが
残されたやさしさね
セプテンバー そして九月は
セプテンバー さよならの国
トリコロールの海辺の服も
二度と着ることはない


九月になったら聴きたくなる歌

セプテンバー
そして9月は
サヨナラの国




この言葉と

出会わなければよかった人なんて
ないって
言ってくれ
(永遠の嘘をついてくれ 中島みゆき)
このフレーズと

約束なんて やぶられるから
美しい
(春を待つ手紙 吉田拓郎)

このフレーズが脳内ループして
ジェットコースターのように
駆け巡ったとおもったら

観覧車のようにゆっくりゆっくり周ってじわじわと気持ちをしめつける



九月はサヨナラの国



第三病棟 さだまさし

2022-09-12 18:36:00 | 僕の音楽日記
大病をして
長期入院した経験はなく
物心つく前に
ヘルニアで入院したこと
そして
それが再発して
中学生になって入院したことがあった
そして人生で初めて
単独での交通事故で負傷して
入院
肩甲骨骨折と首の骨を折る大事故で
の入院もおおよそ三週間ほどで退院

入院生活を思い返すと
中学のときも
8年まえも
侘しくて
寂しくて
なんなんだろうな
あの味気ない病室の空間というのは
ベッドに寝かされた者だけが
味わう空虚感

それまでは
お見舞いで訪れる病院、病室が多くて
自分が健康で当たり前の側にいる時には決してわからなかった
感情が
その立場になって初めてわかる
そして
わからされた

お見舞いも来てくれるのか?
どうなのか?
寂しい思いをしたのは
中学の時
ちょうど進級したばかりで
誰にも知らされてなかった時だったから誰もお見舞いには来てくれなかった、
お袋が毎日顔を出すだけ
父親は一回も来なかったし
味気ない寂しいものだった
その時はおおよそ一週間くらいだったから
そんなもんだろうっていう
感覚だった

交通事故のときは
部下や上司、同僚も顔を出してくれた
それでも
あの人はきてくれない
とか
やっぱり気にしながら
待ち人来らずみたいな
期待して待ってたりした自分もいた
ただ、寝てるだけの病室から
少しずつ
歩けるようになり
そこまでになると
暇を持て余す
かといって
本調子ではないから
意外と不便さも感じながら
入院生活は続いていた

入院生活期間は特別な時間
体の再生と心の再生
暇を持て余しすぎて
色んなことを考えてしまう
もちろん
希望的なことも願望も含めて
退院したら…
あーしよう
こうしよう
って思うことが
心の支えと希望になっていた
元気になることへの
切望がこれだけ
普段健康なときには
出てこない感情に日々覆われて
白い無機質な病室の壁に向かって
独り言のように
呟いていた言葉は
(早くもとの生活にもどりたい!)だった

当たり前が
当たり前じゃなく
なにかの拍子で
違う場所にいることで
知る普段の大切さ

人はそういう経験をしないと
優しくなれない愚かものなところもあるし
同じ気持ちになれたり
心を寄せていったり
できるようになるのも
辛い思いを分かり合えた時なのかもしれない
それを求めすぎても
いけないのだけれど…

病院、病室には
入院者の言葉にできない気持ちが
いくつもいくつも あの白い壁に刻まれてる

元気に退院していける幸せが
また、次の幸せに繋がれて
いきますように

さだまさしさんの
第三病棟
この歌にも何故か心をほぐされて
そうなんです
僕の好きなリズム三拍子なんです
カントリーワルツなる
さださんにも
三拍子の作品の中でも
好きなものでもあります。





夏の陽 山下達郎

2022-09-11 20:57:00 | 僕の音楽日記
シュガーベイブ解散後
ソロアルバム発売の1976年
Circus Town
ラストに収録されてる
【夏の陽】

まだ若くチカラづくで歌い込んでいるそんな山下達郎さんが感じれる

九月に入って
だんだん
朝晩は秋めいてきてはいるものの
日中はまだ
夏の陽のような毎日

夏の残り香の昨今
何かしらゆく夏を惜しみながら
秋への身支度
今年の冬は寒いのかしら?

なんだか
寂しくなっていく
季節を迎えるのは
辛い

ひとつの季節を
やり過ごし
また次の季節を迎えながら
今は
あの夏の陽を思い出しながら

その当時の暑い夏の中には
早く
涼しくなってほしいと
願いながら

人は
自分も含めて
現金なもので
都合のいい風に生きてる

夏を思って
秋なんだけど
まだ夏は終わってない
僕の中では

夏の陽を思い起こして
まだギラギラしていたい
夏が好きだって
言えた時は
とうに過ぎたけど

夏が似合ってもいない
年齢にもなってしまったけど

この歌のように
夏の終わりを感じながら
すこーし
ほんのすこーし
感傷的になったりして





ムーンライトサーファー 桑名晴子 

2022-09-10 21:44:00 | 僕の音楽日記
今日は9月の満月の夜

夏の残り香のある
九月
大きな月に照らされて
波乗りする
サーファーたち絵になる情景

波乗りに憧れた若い頃
好きな女の子にも乗り遅れて
波にも女の子にも
のれない
ダサい男子だったわけで
自分が好きだと思う子とは
思いが通じ合わないことが
続くと
片思いが続くし、
惚れた人と一緒なるって
感覚には
なれた事がなくて

よく聴く話で
女房に一目惚れして…
とか
惚れて一緒になったんだ
とか
そんな思いで一緒になれた人って
幸せだなぁって思う

惚れたという感覚と好きだという感覚は違う
それが若い時は
わからなかった
まぁわかるすべもない

今になってやっと
惚れるって
こういう感覚なのかな?とか
好きとは違うってことが
理解できるようになった
(遅いわ!)

飽き性の自分が
のめり込んだことは
人生でもあまりなく
ギターと漫画を描くこと、見ること
作詞とか
そんな事には
すごくのめり込んできた

一時期
野球にも凝ったし、ウィンドサーフィンにもハマった
だけど飽き性で続かない
本質的に
のめり込むものにイコール惚れる
ってことに
疎かったのかもしれない
どこかに
飽き性の自分が顔を出し
進もうとする自分にストップをかける
それはどこか臆病な自分だったんだろう

サーファーも夜のサーフィンとなると結構度胸やら好きの度を越さないと
やることに躊躇する
でも
月夜でのサーフィンは
幻想的で絵になる


ムーンライトサーファー
この歌は
石川セリさんで
発売された作品
作詞 作曲 中村治雄
誰かと思えば
頭脳警察のパンタさん
メロディーメーカーとしてのデビュー作でもあった
桑名晴子さんはいわずとしれた
桑名正博さんの実妹
Cityポップス全盛に時代1980年前半に彩った
クールな作品







あきらめのブルース 秋庭豊とアローナイツ

2022-09-08 22:39:00 | 僕の音楽日記
ザ・昭和歌謡!

どことなくみーんな同じように
聞こえてしまう
ムード歌謡でもあるけれど

細川たかしさんの
「心のこり」のような雰囲気もありつつ

でも
やっぱりあの時代の歌手は
歌が上手いなぁ

説得力ある歌い方
場数を踏んでいるから
経験値からの自信とでもいうのか
地力があるというか

今聴いても見事だと感じる


あきらめのブルース
あきらめ…


物事には
あきらめが肝心とはよくいうものの
あきらめの境地にいくまでが
大変であって
自分の気持ちに見切りをつけて
踏ん切りをつけて
多分立ち止まっているのなら
進み出すように
キリをつけないといけない

あきらめの悪いやつだなぁ
とか
未練がましいなぁ
とか
そこには
割り切れない感情が、あるからこそ
簡単にあきらめられるのなら
そこまで感情のモヤモヤもないわけで
物事には
足し算や引き算
掛け算があって
スッキリ
割り切れたら
どんなに楽だろうって思う
ことがしばしば

あきらめることは
人から強要されて
できるものでもない
自分自らがそのことから
手を引くように
しないと
あきらめたことには
ならない

だから
自分で決めて
自分で進む
そのプロセスに動いていかないと
どうしても
未練が残る

あきらめることは
仕方ないことでもある
叶わないことやら
所詮無理だったことやら
も含めて
身の丈にあってなかったことやら
敢えて
自分を思い知れ!ともう一人の自分に言われそうだけど…

あきらめることを美しく
感情を上手く昇華させて
いきたい…