梅雨明けが近いはずの関東は 30℃を越える日も多いという この先の予報に そのあとの猛暑が思いやられます
そんな日の朝に 一日花ながら 毎日 絶えることなく花開くツユクサ
花びらの周りが白く縁取られていることから メガネツユクサ という固有名詞があります
高い湿度と乾かない洗濯物と 音もなく降る細い雨とに 不快指数は日ごとに上がる一方の この季節に
忘れそうになる空の色を思い起こさせ
なにかの昆虫に似せた ひょうきんな花姿は きっと 花の神様の仕業にちがいありません
秋の稔りのために この時期に長い雨を降らせないわけにはいきません
そのかわり 雨が続く朝のひとときを 清々しいツユクサの花で心癒されますように と
斑入りツユクサ
ツユクサを漢字で書くと 梅雨に咲く花だから 梅雨草・・・ ではありません
もしかしたら それは 雨上がりの朝 ツユクサの葉に宿る露の美しさにも気付いて欲しい 花の神様の願いなのかもしれません