娘と息子と4人家族だった頃 ちょっとシンドイ私とは違って マメなアウトドア派のオットンに引っ張られては 新橋発ゆりかもめ が開通する前の台場辺りの海岸沿いで バーベキューを楽しんだり 季節を問わず 「ミステリ-ツア-」 と銘打って 行き先の解らないドライブに連れ回されたりしたのも 懐かしい思い出となりました
中でも 路肩のパーキングに車を停め 銀座通りを当てもなくブラブラ歩くのが最も多かった気がしますが 日本一を誇る一坪いくらの鳩居堂周辺に構えた趣味の店は 見て回るだけでも 充分に行楽の役目を担ってくれたものです
初めて それまでのサンドウィッチでは味わったことのない風味に舌を踊らせたのが いつ どこでだったのかは忘れているのに 記憶の角で薄れかけていた味覚と その銀座通りから少し入ったところで再会したときのことは鮮明に思い出せるのも不思議なもの
サブウェイが銀座に開店し ミステリツアーの行き先のトップが銀座なる所以は そこのとこなのかもしれません
休日は 二人だけで家にいる生活となり 気が向くと鍋焼きウドンや丼物などを振る舞ってくれるオットンですが 朝からPCと戯れる私に背を向けたくなったのか 一人でテレビを点け 缶ビールのタブを引っ張った気配
止む無く お昼の食事当番が私に回ってきました
冷蔵庫内を見渡し 出窓のバスケットには8枚切り食パンが目に止まって 私の頭に閃いたのが 少し前に話題に出たせいでしょうか私式のサブウェイ風サンド
バラエティーな香辛料には敵わなくても 極みは タマネギとピーマン それにオリーブがあれば けっこう それ風の味が楽しめるものです
秋に収穫したオリーブの塩漬け タマネギとピーマンは塩でしならせて食べ易く
和食党のオットンは 既にビール腹のせいもあったのでしょう 1ピースだけで 「もうイラン」 でしたが 見よう見まねのサブウェイ風味を 「お店のと同じ味がする」 と ほおばる 幼いころの娘と息子の笑顔が浮かんだ休日でした
ちなみに 私のオット(夫)と 子供達のオトウサン(お父さん)を足して2で割り 小数点以下を切り捨てると オットン となります
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