年齢不詳の魔女 ・・・
その魔女の娘が 母親になったとき 魔女は50歳を少し超えていた
もちろん とっても嬉しかったけれど 《おばあちゃん》と呼ばれることは どうしても受け入れられず 娘の子を 天使と呼ぶことにして抵抗したのだが
その天使たちが 言葉を覚えるにつれて 私の気持ちを知ってか知らずか 娘は天使たちに 私のことを 《ばば》 と教えた
「あたし イチゴになるんでしょ?」 と 《七五三》を《イチゴさん》 に聞き間違えて イチゴになると思っていたころの天使
周囲には 「今だけよ そのうち お小遣いが欲しい時しか来なくなるわ」 と言われながらも おばあちゃんと言われようが ばばと呼ばれようが 私に天使はいるが孫はいないと抵抗
一方 おじいちゃんになって 100%喜びを露にしている爺は 出張ついでの息子が泊まりに来ると言うので それでは夕食に我が家に集まろうと娘一家にも声をかけ 得意の腕を振るった
急だったので ともかく爺の料理の中で アーちゃんに人気のビーフシチューは欠かせず 圧力鍋を用いたりして 十分に美味しいと思えるシチューが完成
久しぶりのメンバーが揃ったところで それぞれに箸をつけ始めたころ 私に 「今日のシチューは美味しくできてる」と言われた爺は アーちゃんに 「美味しい?」 と 自信ありげに聞いてみる
「ううん 美味しくない」
からかわれていることを承知の爺は 再び 「美味しいでしょう?」
「ううん 美味しくない」
それでも 「美味しいでしょぅ~?」 と しつこい爺
そこで アーちゃん
「美味しくないのに美味しいって 嘘つくよりいいでしょ?」 ですと!
少し前なら 「美味しい?」 と尋ねられれば すぐに「美味しい!」 と 答える天使だった
こうやって だんだん お小遣いが欲しい時にしか来ない孫になっていくのかな
美味しくないと言いながら 大人用のスープ皿で お代わりしたアーちゃんでしたけど
50歳でお孫さん、早いですね。
確かに私もそうだったら、、。
抵抗があったかもしれませんねぇ。
私は孫に【ばあば】と呼んでもらおうと
思ってます。(^_^)
ご主人とお孫さんのやりとりも
微笑ましいですよ。
(*^^*) 50歳を、少し過ぎたころでしたが、少しとは、どれくらいでしょう~。
totoさんは、もう少し過ぎていたのですね。
【ばあば】 と呼ばれる方も多いようですが、おばあちゃんは、あまり聞かないですね。
友人は、チャン付けの、名前で呼ばせていますが、それが良かったかな(*^^*)
そろそろ天使とは思えないことを言われて、びっくりしたり、爆笑したり、
それでも可愛いものですね (^^♪