猛暑から外れて 3日目
そろそろ本当の夏が戻って来る予報なので 今日のうちに行っておかなきゃ と 夫を借り出して農園へ
早朝の曇り空 とはいえ 夏は夏
農夫並みの動きで雑草を狩り終え ホースで頭から冷水を被る夫
収穫は
仏壇に供える花は自分で育てたい という地方の花友さんがいた
なかなか都会では難しいけど 今日は私も畑で咲いたヒマワリを遺影に捧げた
あれは 娘が 小学校の3年か4年生の時の授業参観
授業が終わって解散する前に 先生から 「みんなで合唱しましょう」と提案され 「伴奏は (๑❛-❛๑)さんで」 と 娘が指名された
それはサプライズだったようで 私はもちろん 突然のことに驚いた様子の娘だったけれど 何の歌だったか とりあえずは初見でも無理のないレベルの曲を娘の伴奏で合唱し その日の授業参観は お開き
娘も得意だったに違いないけど 私にとっても思いがけない授業参観に大満足だったのでしたが
その後に 「私も (๑❛-❛๑)ちゃんのように お母さんの前でピアノを弾きたかった」 という女子がいたそうで 少々 ざわついたのでしたが その子のお母さんの教育が 素晴らしい
「もし貴女が弾いたら (๑❛-❛๑)ちゃんが 今の貴女と同じ気持ちになるでしょう? 悲しい思いをするのが(๑❛-❛๑)ちゃんでなくて良かったじゃない?」 と 「他人の気持ちを思い遣る」 との美談なのである
そして そのお母さんとの ママ友としてのお付き合いの中で
ある時 「いいお話が聞ける」という お誘いを受け 忘れもしないチケット代が1万いくら円という講演会に同行することがあった
すでにご主人が 会場に待機していて ご主人の後部に二人で着席した
会場が どこだったか記憶にないけど ステージのスピーチは 表情が確認できないくらい遠かったから 何万人規模の会場だったと思う
そして その後に 当時のビデオテープ(VHS) を2本 「見てね」 と 彼女から渡された
一通り流して見たと思うけれど 彼女は ご夫婦とも 毎年 数人が東大合格者という都立校の卒業生と言うことを知っていたし お人柄も 例のピアノ伴奏による美談もあり 好感を抱いていたので たぶん 賢い方々の日常生活の一部として受け止めたと思う
そして たぶん ビデオをお返しするときに 視聴しての感想を聞かれたと思うけれど おそらく 私はビデオによって洗脳されなかったのか 彼女は それ以降 その件に触れることはなく 今でも 年に1~2回 街中で出会うことがあると お久しぶりとか お元気?とか 挨拶程度の間柄となっている
今 思えば あれは 統一教会(旧) だったんだと 安倍元総理の事件に関する報道に触れるたび 確信が深くなってくる