日々是好舌

青柳新太郎のブログです。
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パソコンの 遠隔操作 受けました

2012年10月24日 08時33分10秒 | 日記
パソコンを遠隔操作して他人に成りすまし、脅迫メールなどを送りつけて、他人を陥れ、誤認逮捕をさせて、警察や検察を混乱させる事件が数件起きている。

警察・検察がIPアドレスに偏重した捜査をした結果の誤認逮捕であるが、捜査当局が思わぬ弱点を露呈すると同時に、いくつもの問題を提起している。

その一つに、逮捕・起訴にいたる過程で犯人とされた人から無理やり自白を引き出したりしていることである。
検事が自白を誘導した疑いも浮上している。

遅ればせながら、警察はパソコンソフトなどに精通した人材を早急に確保する必要がある。この際、一般人の中からでも身元の固い人材を選抜して採用したらどうだろうか。パソコンオタクみたいな人の中にはかなり使える人材がいるのではないかと思われる。

私がかつて仕事としていた土木工事の積算・見積もり業務は専用のソフトを使ってするのであるが、使用契約を結ぶと先方から人が来て、こちらのパソコンへデータをインストールする。
資材の単価や労務単価などは年に何度か変わるのであるが、それは相手がこちらのパソコンへ直接入ってきて変更してくれる。つまり、遠隔操作ができるのである。と、いうことは、他人のパソコンへ侵入するのは専門知識のある者にとってはさして難しいことではないのではないかと思われる。

今回の事件の発端は、それぞれ犯人とされた人たちが、何かのプログラムをダウンロードしたことから始まっている。現代、この世の中には便利に使えてしかも無料のソフトがネット上に公開されており、簡単にダウンロードできるのであるが、思わぬ落とし穴として、今回のような遠隔操作ウイルスが仕込まれていたりするから、安易なダウンロードはしないほうがよい。

犯人とされた人の中で、一人だけはパソコンの異状に気づいてウイルスのプログラムを停止させたらしい。結果としてこの停止した遠隔操作ウイルスが唯一の証拠となったそうであるからこの人の対応は立派である。

真犯人と目される人物は、わざとこのウイルスを残したかのごとき発言をしているが、これは負け惜しみで、一時間くらいの間にウイルスの含まれたプログラムを停止されたために、削除することが出来なかったというのがどうやら真相のようである。
コメント
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