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伝統の孕みの舞やひよんどり  白兎

2023年01月02日 20時15分33秒 | 日記

伝統の孕みの舞やひよんどり  白兎

でんとうのはらみのまひやひよんどり

‟ひよんどり”は新年の季語。子季語に、鵯踊。
静岡県西部から愛知県東部にかけて行われる五穀豊穣を願う踊り。
毎年1月4日、浜松市北区引佐町川名の福満寺薬師堂(通称・八日堂)で『川名ひよんどり』が行なわれる。「火踊り」が訛って「ひよんどり」となったもので五穀豊穣、子孫繁栄を祈願して「火を迎える行事」である。「遠江のひよんどりとおくない」として国の重要無形民俗文化財に指定。
‟ひよんどり”が行われる福満寺薬師堂は、最初の建立は奈良時代末期から平安時代初頭と推定され、何度か消失したが1856(安政3)年建立された堂が平成21年まで残っていた。

本尊である薬師如来は行基作と伝えられていたが焼失。その後1426年に井伊家一門の直貞が願主となって、新しく像を刻んで祀り変えたものが現在の本尊薬師如来。
舞は室町時代に伝わった田楽能を主にした舞いの形。現在残る面は、翁面、三番叟、治部面、女郎面、お姥面、獅子面。
大禰宜、小禰宜、松明献納者、団子積の役、僧の供、若連と役が分担され、若連以外は世襲。
正月4日、川名川上流にある六所神社の神前で猪追いの儀を行い、帰りに若宮三社へ強飯と弓矢を納める。
大禰宜は祭宿で陣笠、鳥追い笠、お鍬様を製作。画像出典:浜松情報BOOK。

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