京都楽蜂庵日記

ミニ里山の観察記録

イカル(鵤)

2021年03月23日 | ミニ里山記録

イカル(Eophona personata)スズメ目アトリ科。

  窓ガラスに激突して事故死した可哀想なイカル。イカルはロシア東部の沿海州方面と日本で繁殖し、北方の個体は冬季に中国南部に渡り越冬する。日本では北海道、本州、四国、九州の山林で繁殖するが北日本の個体は冬季は本州以南の暖地に移動する。体は灰色で翼、尾、それに頭上は青味のある黒色、大きな太い黄色のくちばしが特徴。堅い木の実や草の実をくだいて餌にしている。冬には数百羽の群れになることもある。奈良の斑鳩(いかるが)の里に、昔イカルがたくさんいたところから名づけられたという説がある。

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする