原宿 参勤交代の大名も訪れた名僧白隠の生まれた小さな宿場
山と渓谷社:歩いて旅する東海道より
「駿河には過ぎたるものが二つあり、富士のお山に原の白隠(はくいん)」と謳われるように、原宿は臨済宗妙心寺派松蔭寺(しょういんじ)の白隠禅師によって、その名が諸国に広まった。白隠は貞享2年(1685)原宿に生まれ、松蔭寺で得度。諸国の行脚修行を重ね京都妙心寺の第一座となった。
後に松蔭寺住職となり全国の修行僧を指導するとともに東海道を往来する大名を始め各層の人々に教えを説いた。備前岡山藩の池田氏とも親交が深く、池田氏から贈られた備前焼のすり鉢を傷んだ松の雨よけにのせ、そのまま松が生長したというすり鉢松がかつてはあった。
白隠の里案内図
松蔭寺
白隠禅師産湯の井戸
富士山が見えてきた
酒屋 明日はここで買おう
JR東海 原駅
売店は無いが、珍しい自販機があった
明日は白隠正宗を買おう
原駅ホームからの富士山
この日は、三島駅から原駅まで歩きました
11三島宿・・・5.8km・・・12沼津宿・・・5.9km・・・13原宿