沼田城絵図
この絵図は、江戸幕府三代将軍家光が正保年間(1644〜1647)に、全国の大名に城の防備体制を絵図に描かせて提出させた、いわゆる正保城絵図の一つで、真田氏四代城主信政の時代の沼田城と城下町の様子が分かる非常に貴重な資料です。
天守跡・大手門沓石
真田信之像 小松姫像
像の台座上には、一円玉で作られた六連銭(むつれんせん)
沼田城の金箔瓦
昭和60年に行われた公園内の改修工事の際、多量の瓦が出土した。これらの中から金箔が塗られた瓦が発見された。
金箔瓦は、豊臣秀吉が築いた大坂城で多用されたが、豊臣一門やそれに準じる大名の居城、また秀吉子飼いの大名の居城でも出土している。
沼田城周辺では、上田城、小諸城、松本城からも発見されている。
鐘楼
信之と小松姫
本丸跡
本丸堀跡
この堀跡は本丸から二の丸の間に作られたもので、堀幅12間(約24m)×堀高3間(約6m)と正保城絵図に書かれています。
沼田公園
沼田城跡 完