野面積の石垣が物語る
仙石秀久が築いた穴城
小諸城址懐古園
小諸城は日本で唯一といわれる、城が城下町より低い位置にある「穴城」です。
三の門
寄棟造りの二層の城門で、元和元年(1615)に創建。寛保2年(1742)の大洪水で流失し、明和2年(1765)に再建。両堀に矢狭間・鉄砲狭間が付けられた戦闘式な建物で、正面にある「懐古園」の大額は徳川家達の筆。国指定重要文化財。
※徳川家達(いえさと)1863年8月24日~1940年6月5日
徳川宗家第16代当主。静岡藩の初代藩主。
大手門
小諸城の正門。慶長17年(1612)藩主仙石秀久が小諸城を築いた時代の建築。小諸城の表玄関にあたり、本丸から数えて4番目の門なので「四の門」とも「瓦門」とも呼ばれました。平成の大修理を経て、江戸時代の姿を今も残します。国指定重要文化財。