はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

敦賀・今庄ウインドファーム・環境影響評価書(案)に対する意見書

2009-05-21 | 風力発電

2009年5月21日(木曜日)
今日は先日(15日)に提出した風力発電建設の
環境影響評価書(案)に対する意見書を
全文アップします。

って、な~んにもブログに書くことないんやろ?

いえいえ、書きたいことは山ほどあるんですが
どれを選ぼうやら、わたしは悩める子羊ちゃん・・・

インフルエンザ・・・
森田千葉県知事の剣道2段は自称だった・・・
裁判員制度・・・
よくない体調のこと・・・
風力発電・16日のシンポのこと・・・
環境保全対策特別委員会のこと・・・エトセトラ・・・

そうそう、朝日新聞のアスパラクラブで
見つけた朝日・大学パートナーズシンポジウムのことも・・・

https://aspara.asahi.com/top/portal/?comId=1
6月20日(土)に龍谷大学で開かれる、
このジンポジウムにアスパラクラブ会員100人を
特別にご招待いたします。ふるってご応募ください。
ってんで、さっそく応募しましたよ・・・

介護現場のいま
 Who Cares? 誰が私たちの面倒を見るの
ということで、国際化を視野に
介護の将来を考えるシンポだそうです。

基調講演はもちろん上野千鶴子さん
「介護労働者は本当に足りないのか?
       グローバリゼーションとケア」

どうか当たりますように・・・

さて、ここからが、意見書です。
今回はとてもやさしく、おだやかに意見を
書きました・・・(わたし本来の性格そのままに)

***************************

環境影響評価書(案)によれば、何も問題はなく、
つつがなく事業をすすめていきますと
いうふうに、読み取れます。
これまで計画・建設されてきた実績に基づいての
貴社の自信なのでしょう。
しかしながら、貴社が建設・稼働している各地域での
住民の方々からの被害や反対運動を聴くにつけ、
なんの対応もされていないことが不可解でなりません。

我が国における風力発電の先駆的役割を果たしていると
自負なさっておられる企業として、あるべき姿とは
到底思えないというのが正直な感想です。

一番近い民家からは1キロメートル以上離れているから、
騒音の調査はする必要がないとのことですが、
現実に1.5キロメートル以上、離れた場所での
騒音や低周波による被害を訴える地区住民に対し、
言いがかりをつけるほうがおかしいというような
貴社の反論は、傲慢と言っても過言ではありません。

 また、保坂展人議員による質問主意書によれば
本来、環境影響評価書に基づいておこなわれるべき
地元説明会を開催せず、建設予定地周辺住民への周知さえ
欠いたまま、環境影響評価書(案)の縦覧前に首長の事業への
同意印を取り付けて補助金交付申請をすることは
不適切と思うが、いかに考えるか(CEF、電源開発等)。
とありますが、今回の縦覧、そして意見書等を踏まえた上での
環境影響評価書の作成、および地元住民への
説明会の開催については、
計画フォロー図には記載されていません。
フォロー図によれば2009年5月末にNEDOに
申請されるようですが、敦賀市環境審議会の答申や
敦賀市の意見、あるいは市民の意見は、いつどのように
環境影響評価書に反映されるのでしょうか。
少なくとも環境審議会の答申が出るまでは、
環境影響評価書の作成はできないはずです。

加えて、建設予定地の70%を占める保安林の
解除については、全地権者の同意が必要ですが、
すでに全地権者の同意は得られているのでしょうか。
地区内の区長など代表者のみの同意書では申請が不可能です。

耐震の基準値改定により、耐震に対する対応がより厳しく
なりましたが、風車の耐震に対する判断があいまいです。
断層が走る地形である以上、より明確な風車の耐震の
数値や構造を記載してください。

生態系に対する調査結果と環境保全措置、評価は
専門家の意見を聴いたとは思えない記載です。
敦賀市環境審議会でも専門家の意見を聴いて再度、
審議を行うことになっています。
方法書への意見で述べたことが全く反映されていない
ことにほかなりません。
自然保護協会や日本野鳥の会などの専門家を
ご紹介しますので、ぜひ専門家の意見を聴いた上で、
環境影響評価書を作成しその評価書を公開するよう
強く要望します。
(ご連絡いただければすぐに専門家を手配できます。)

風車の耐用年数は17年と聞いていますが、
敦賀新港に野積みされている風車はすでに
1年近くも放置されたままです。
あの風車はどこの計画地で使用されるものなのでしょうか。
いますぐ羽を取り付けたところで、風車が産業廃棄物に
なるまでには16年しかありません。
耐用年数が過ぎた風車は建て替えるのでしょうか。
そのさいの撤去やごみ処理の費用、
立て替えるための経費は、どのぐらいかかるのでしょうか。
補助金はないので貴社が負担することになりますが、
(いらぬお世話かもしれませんが)採算はとれますか。

最近のニュースで、白馬と白滝山のウインドファームを
キンデンが100%買収したというのがありました。
貴社が進めている計画では各予定地に1000万円の
出資金(100%CEF社)で子会社を設立、
すべての事業を地元子会社が行うとなっています。
なぜ子会社を手放すのかが、理解できません。
明確な説明をお聞かせください。

今回の敦賀・今庄ウインドファームを建設しようとしている
鉢伏山近辺は深坂古道・木の芽古道・北国街道などの
遺跡や文化財が数多く分布する地域です。
文化財保護・景観の立場からすれば、
風車が立ち並ぶ景観はまったく合致しませんので、
計画は断念してください。

また林道を利用するので、作業・運搬用道路のための
山肌の掘削等は軽減されるとのことですが、
さきの環境審議会では季節の林道はごくわずかで
道路をつけるほうが多いことも判明しました。
貴社にとってデメリットとなりかねない環境影響評価は
記載していないということにほかなりません。
つまり今回の環境影響評価書は貴社のメリットのみが強調され、
デメリットの部分については口をつぐんでいるということです。
補助金申請のための体裁を整えるためだけの
書類としての環境影響評価書、
風力発電建設推進のための方便、
アリバイ作りのための環境影響評価書だということです。

このような環境影響評価書は信頼に値しません。
早急に計画を断念し、福井県の風力発電建設は
諦めていただくほかはありません。

コメント (4)
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