2010年6月15日(火曜日)
今日は一般質問の2日目・・・
敦賀市が補助金を出している団体への元職員の
天下りについての一般質問の最中に、
地方自治法132条に抵触する発言があったとして
動議の声があがった。
*第百三十二条
普通地方公共団体の議会の会議又は委員会においては、
議員は、無礼の言葉を使用し、
又は他人の私生活にわたる言論をしてはならない。
議会運営委員会が開催され、当該議員より
発言の取り消しを求めたいという申出があり、
発言が不適切であったことと、
本会議を中断し混乱させたことに対し謝罪があった。
本会議が再開され、発言の取り消しを認めるかどうかが
はかられ、異議なしとなり、本人による謝罪が行われたあと
一般質問が再開された。
ことの起こりは、補助金を出している団体等へは
今後、市の職員を派遣しない・・・と前の議会で発言した
副市長に対し、退職した職員を団体に天下りさせたことを
追求する質問に対し、副市長が元職員の役職名や名前、
年収についてまで質問していない内容について
言及した答弁があった。
聞いていて天下りを正当化しようとしているとしか
思えない発言なのに・・・
それを受けた再質問の
「紹介した市も悪いし、受けた本人も悪いと思う。
断ればいいと思う・・・」
のくだりで、動議がだされたのである。
副市長の答弁に対し、
質問していない年収の話や団体へ天下りした経緯は
退職した元職員のプライバシーの侵害になるので
発言を取り消し謝罪するよう求め、
質問に対する回答がないことをつっこめばよかったのに・・・
と思ったわたしです。