2010年6月26日(土曜日)
今日も雨雲が空いっぱいにひろがり、
霧のように細かい雨を、地上へと送り届けている。
ワイパーがときおり、間延びした時間をとりもどそうと
するかのように、あわてふためいてフロントガラスを
行き来する。
車の冷房をとめると、やたら蒸し暑く、
かけると今度は肌寒い。
今夜は部分月食だったけれど、この空模様では
お月さまが顔をのぞかせる隙間すらない。
ふらりと立ち寄った本屋で、
「もの忘れを90%防ぐ方法」米山公啓・著を買ってしまった。
夜、この本を読もうと思った・・・
本を持ち帰ったのはおぼえているのだが、
はてさて、どこへ置いたのか、本が見あたらない。
こんなわたしの「もの忘れ」がほんとうに防げるのだろうか・・・
昨日は、6月議会にがんばったわたしのために
原由子のアルバム「ハラッド」を買ってきた。
先週、原由子が歌う「京都物語」を聴いて以来
この曲に、胸キュン! なわたし・・・
アルバムの1番最初の曲が「京都物語」なのだ。
あ~あ、京都へ行きたいな~と想いつつ曲を聴いていたら
せつなさと恋しさに、いつの間にか涙がほほをぬらしていた。
4年間の京都暮らしは、胸キュンの想い出が
いっぱいつまった宝石箱かもしれない。
でもあけたとたん、玉手箱にすりかわっていて、
おじいさんがいっぱい・・・な~んてね・・・
わたしの京都物語はなぜか、いつもすこしだけ哀しい。