2010年10月5日(火曜日)
「ミツバチの羽音と地球の回転」の上映会が
敦賀市内で開催されるという。
上関町祝島とスウェーデンが舞台となっているとのこと。
持続可能な社会をめざそう!というのがうたい文句・・・
脱原発・イコール・自然エネルギー・イコール・風力発電の
図式なのだろうか・・・
「ミツバチの羽音と地球の回転」のサイトで
予告編を観ただけで、ちょっとひいてしまったわたし。
確かに原発の建設は自然破壊そのものかもしれない。
しかし風力発電の建設でも、水資源涵養保安林の解除や
建設作業用道路のための森林伐採・掘削がおこなわれるのだ。
この予告編を観て、暗澹たる気分になったのは確かだ。
のっけから、スウェーデンの人たちに
風力発電を認めないアンタは「アホか!」と
言われたように感じてしまう。
スウェーデンの面積は日本よりやや広く、
日本全土に北海道をもう一つ足した程度。
面積の割りに人口が少なく人口は日本の約1/12、
人口密度は約1/19程度なんだそうな・・・
気候もまったく違えば、政治形態から産業構造までもが
日本とはかけ離れたお国柄・・・
鎌仲ひとみ監督は
スウェーデンにできて日本にできないわけがない!
と力説するが、わたしには日本の国土・風土に
風力発電は合わないと思っているひとりだ。
原発の情報がきちんと伝えられていない現状を
もっと認識しなさい・・・とも訴えている。
風力発電も、なにひとつ情報は伝えられていないのは同じ。
目に見えない放射能の危険より低周波の被害のほうが
軽いじゃないか! と選択を迫られているのだろうか。
原発も風力もどちらも選択できないでいるわたしに
むけられる言葉・・・
反対するなら対案を出せ!
昔のお百姓さんの言葉・・・
日照りの被害は畳のヘリだけやけど、冷害は畳全部や。
わたしは地球が寒冷化するより温暖化のほうが、
はるかにましだと思っている。