はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

違いを認め合うことが、できない世の中になっていくのが とても哀しい

2017-02-25 | ニュースから

敦賀という地名は、角鹿から転じて敦賀になったという。

 

任那府の王子、都怒我阿羅斯等(つぬがのあらひと)には、

角があったそうだ。

それが角鹿のもとになっている。

(血浦から転じたという説もあるが・・・)

 

いにしえの奈良の都の時代に、権力をふるっていたのも

中国大陸や朝鮮半島から渡来してきた人々だ。

日本民族というけれど、DNAはモンゴロイドにつながっている。

純血の日本民族の存在自体が、まぼろしなのだ。

 

朝鮮半島にも檀君伝説があるが、これも定かではない。

国史など当時の歴史を書き記した書物は、

すべて時の権力者に都合のよいように

書き記されたものだからだ。

 

父・ナオゾウさんは、「檀野」という苗字の由来を研究していた。

檀君伝説の「檀」という字に、

つながっていると考えたのかもしれない。

ナオゾウさんは、「アリラン」や「トラジ」の歌を

よく口ずさんでいた。

きっと、朝鮮半島に深い思い入れがあったのかもしれない。

 

そんなナオゾウさんをみて、

育ってきたわたしには、

支那人・朝鮮人と罵倒し差別する人の

気持ちが理解できないのだ。

 

信教の自由や思想の自由は憲法にうたわれているけれど、

それは決して、自分の信じているもの以外は、

差別し罵倒してもよいということではない。

 

違いを認め合うことが、

できない世の中になっていくのが

とても哀しい。

 

 

 

 

 

 

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