はるみのちょっとTea-time

日々の暮らしのなかで感じたこと、市民運動のことなどわたしのことばで、つづります。

仁和寺の桜

2018-01-26 | 日々の暮らし

タミヨさんの叔母が天国に召された。

わたしの大叔母にあたる。

大正2年生まれの105歳・・・大往生だ。

 

タミヨさんより13歳年上の大叔母は、

編み上げブーツに袴をはいて

京都の技芸学校へ行っていたという。

日本刺繍や着物の仕立てなど和裁の専門学校だったらしい。

 

色白で鼻筋の通ったなかなかのベッピンさんだった。

タミヨさんの祖父に似ていたらしい。

 

タミヨさん曰く、わたしら三姉妹は

タミヨさんの母、わたしの祖母の血が濃いんだそうな。

 

わたしらは仁和寺の桜である。

仁和寺の桜は、低木なので花も低いとこに咲くのだ。

別名おたふく桜ともいう。

 

京都のお人に「あんたは、仁和寺の桜やな」と言われたら

「あんたは、鼻べちゃやな」と言われてるのだ。

 

敦賀弁でゆうたら、「おたやん、こけても鼻打たん」である。

おたやんイコールおたふく。

敦賀銘菓の豆落雁もおたやんの顔だ。

 

おたふくは、お多福と書きおめでたい。

でも七福神には入っていない・・・

やっぱりちょっとビミョーな福の神だ。

 

何はともあれ、長患いもなく天寿を全うした大叔母の

明日は葬儀である。

 

 

 

 

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