京都ホリスティックアロマセラピストてんてんの ~幸せの風ふわふわ日記~

生きることは愉しいことヽ(^。^)ノ
~起こること・・すべては愛~

卒業しましょ!

2008-03-07 18:11:07 | インポート

昨日のレッスンで生徒さんから又うれしいお話を聴かせていただいた。

「母から、アロマを習ってからあんた変わったね~って言われたんです・・」と・・。

もちろん、プラスのほうにだ・・。

このように家族から「変わったね~」って言われるということは

その方がほんと~に実践されたからこそなのだ。

家族というのは一番身近な存在であり、ありのままの姿をいつもしっかりと見てくれている。

だからこそある意味手厳しい存在でもある。

その家族から「本当に変わったね~」という言葉をいただいた彼女は

ほんと~に変わられたのだなぁ~と思った。

そんな彼女がくすくすと笑いながら過去の楽しいお話を聴かせてくださった。

「先生・・・苦行好きの人って、ほんと自分では普通のつもりでいてもとんでもないこと

しでかしますよね~。」

※「苦行」

①つらさに耐えてなにかを成し遂げようとすること。

②激しく肉体を苦しめる行いによって精神を浄化し、悟りを得ようとする修行。

「苦行な生き方」をしている人はその人の中で「苦しまなければ幸せにはなれない」

という法則があり、自らあえて苦しい道を選ぶ人のことをいう。

幸せの後には必ず不幸がくる・・というなんの根拠から生まれた発想なのか?

誰かからそういわれたのか?はたまた生まれもっての性格なのか、

まるで自分に呪いをかけるかのようにあえて自分を厳しい状況に身を置くと

いうことをするのだ。

でもその苦行好きの人達の特徴は「自分で苦しい道を選んでいる」ということ

にさえ実は気づいていない場合が多い。

「忍耐」・「我慢」・「人のお世話」それらを美徳としているのだ。

それを「努力」だと信じて疑わない。

そして昨日お話してくださった生徒Mさんもかつてはとっても苦しい

「苦行な生き方」をしていたらしい。

そういえば・・Mさんがこのアロマの説明会にいらしたとき、てんてんが

「何か質問はありませんか?」と聴いたら

Mさん:「あのぉぉぉ・・このスクールは断食はありませんかぁ?」と尋ねられた。

てんてん:「断食ぃぃ?  大丈夫ですよ~~。そういうことは一切ありませんよ~」

と答えるとうっすら涙をためて

Mさん:「よかったぁ~~~。実は前にあるお勉強をしていた場所は断食をしなくては

いけなかったんです。がんばってしていたけれど、ほんとはとっても辛かったんです・・。」・・と

お話してくださったことがあった。

てんてん:「そう~~辛かったんですね~。いっぱい食べたかったのですね~。

Mさん、食べること好きそうですものね~。」

アロマのカリキュラムの中で、「アロマ食」について学ぶレッスンがあるので、

その項目を見たMさんはそのとき、ちょっぴり心配になられたようだった。

このスクールは一切の強制がないのでとっても自由。

いつ辞めようが、何を食べようが、何を使おうが他にどんなことを学んでいようが

ど~~んなことも自由。

そうお話させていただくと「ほっ・・・」とされたようだった。

Mさんは可愛らしく、クスクスと笑いながら

「先生、私若い頃ね、家の近所に○○川という河川敷があって、

そこにブルーテントをはったホームレスの方達がたくさん住んでらしたんですけど、

私・・その人達にいつもお弁当を作って届けていたんですよね・・(笑)

誰にも頼まれたわけでもないのにね・・(笑)

今から考えると、無謀ですよね~。

ほんと~に怖いですよね~。(笑)

でもその当時は勝手に「これが私の使命なんだわぁ~」と思って

せっせとなんの迷いもなくやってたんですよね~。

苦行好きの人ってほんと結構怖いことやってますよね~」とお話してくださった。

2人で大笑いした。

てんてん:「Mさ~ん、きいてきいて~~やっぱり私達似た者同士かもね~。」

「私も負けてないわよ~。」

「私もさ、昔個人宅でされている税理士事務所に勤めていたことがあってね・・。

誰に頼まれたわけでもないのに、毎朝6:00に会社に出勤してさ、

部屋のお掃除とトイレ掃除やってたんだよ。

そしたらある日所長がね、「もう頼むからやめてくれ~」と言われたの~。」

「でもその時は「なんで~お掃除することが悪いことなの~?いいことをやってるのに~」

って思ったんだよね。でもよく考えると・・・怖いよね~。」

「どうして苦行好きってこんなに怖いのかしら~」と2人で過去の暴露話に

花を咲かせ大爆笑しあったのだった。

てんてん:「そうそう、そういえばもうひとつ、、、、」

「小学校3年生の夏休みね、毎朝5:00に起きてランニングしてたの~。」

「その時、3匹のドーベルマンに追いかけられたことがあって、それから犬嫌いに

なっちゃったんだけどね・・。」

(M・・・この時点で大爆笑~)

「それから夏休みの宿題を早朝6:00から始めて、7:00の朝食にはすべて終えて

自己満足に浸ってたんだ~。」

「今から思うと怖いよね~。普通小学校3年生の女の子が朝5:00に起きて走らないよね~」

そう・・・昔のてんてんは何故だかとても苦行好きだったのだ。

さっきも書いたけど、「苦しまないと幸せにはなれない」と思っていた時期があったのだ。

親から何かを言われたとか記憶は全くなかった。

確かに母からはよく「人間は努力しなあかんよ。」と言われていたけれど、

厳しく育てられたという記憶もない。

でも思い返してみるとどうやら幼い頃から「苦行な生き方」の兆しがみえていたようだ。

けれどてんてんは自分が苦行な生き方をしているということにこのアロマに出逢うまで

まったく思ってもみなかったのだ。

ず~~~っとそうやって生きてきたので、それが染み付いていたのか、

なかなか自分のそういう「厳しい部分」に気づけなかったのだ。

けれど、本当に少しづつ気づいていった。

まず、苦行好きな人の特徴は自分は苦行することに美徳を感じているので

らくそ~~に生きている人達に対して「そんなことでいいのか!」とついつい一言

物申したくなってしまうのだ。

そう・・自分だけならまだしもその厳しい生き方を人にも強要してしまうのだ。(←ココ強調)

そして自分に厳しく厳しく生きているので、表情がとても硬く、笑っていても時に顔が

怖かったりする。

そう・・とにかく「硬い」のだ。

アロマに出逢って、ほんと~~にしなやかに、優しく生きていらっしゃる先生と出逢って

目からうろこが何百枚、いや何万枚落ちたことだろう。

最初はなかなか信じることができなかった。

そんなに軽く生きていいのか?そんなにラクな生き方で本当にいいのか?

でもどんどん目の前で幸せになっていかれる先生や仲間の姿をみているうちに

「自分もこんな軽やかな生き方がしたい!」と心から望むようになったのだった。

てんてんはそんな軽やかな仲間を目の当たりにして自分で自分にかけた呪いに

気づいたのだ。

「私は幸せになってはいけない。」

そう・・・自分の知らないところで・・・とってもとってもふか~~いところで

そんな悲しい呪いをかけていたことに気づいたのだ。

だからこそなぜかいつも苦しい道を選択してしまうことがとても多かったので

身も心も疲れていることが多かった。いつも満たされない想いと共に生きていた。

もし、「幸せになってはいけない!」というこわ~い呪いを自分でかけたのだとしたら

自分で解くしかない。蹴り飛ばせ~~なのだ。

そして

「私は幸せになる!」

「幸せのあとにはず~~~っとず~~~っと幸せが続くのだぁ~。」

そういう素敵な愛の言葉をいっぱ~い自分に言ってあげた。

たった一度の人生だもの・・・。

自分に厳しくしたり、規制したり、我慢したりする窮屈な生き方・・・。

やっぱりつまらないよね。

てんてんはこれからももっともっと自由にどんどん羽を広げて羽ばたきた~い。

そして他の人の自由もそっと優しく見てあげた~い。

そんなふうに思えるようになったし、ほんとうはずっとずっとそうしたかったのだぁ~。

そういえば・・一番新しいクラスの生徒Yさん。

この間、伏見から阪急桂駅まで自転車でこられたそうだ。

その日は朝からとても良い天気でお空は真っ青だったのだけど、

レッスン時間が近づくにつれどんどん雲行きが怪しくなってきて(どっかで聴いた話~)

レッスン開始15分前にはなんと横殴りの雪が突然降ってきたのだった。まさに猛吹雪!

クラスメイトの方は先に席について、座っていらしたのだけど

なかなかYさんがおみえにならない。

留守電になにかメッセージが・・・。

「先生~~今、自転車で桂駅まで向かっているのですが、突然すごい雪が

降ってきたので今日はお休みしま~す。すみませ~ん。(ゼーゼーハーハー)」という

声が残されていたのだ。

しかしレッスン開始1時間30後、Yさんがレッスン室に入ってこられた。

Yさん:「ゼーゼーハーハー、雪が突然すごく降ってきてもう前も見えなくて

今日はレッスンあきらめて帰ろうとお家の方向に向きを変えたらまた突然晴れてきたので

なんとかきました~。ゼーゼーハーハー」と説明してくださった。

てんてん:「Yさん、この雪の中伏見から桂まで自転車でいらしたの?」

Yさん:「はい、なんせ私修行好きなものでして・・。どこでも自転車で行くんですよね。」

「私、自転車こぐのめっちゃ早いんです。」

てんてん心:『でた~~!!またもや苦行好き!しかも自転車女!』

類は類をよぶ・・・。ホワイトウィングにはなぜか苦行好きな方がチラ・・ホラ・・。

でもてんてんと一緒に苦行な生き方を卒業された方もいらっしゃるけどね~。

そして今日の朝のレッスンでも上記のお話があまりにもおかしかったので

仲良しM&Mコンビにも話させていただいた。

その片方のM1号がどうしてもてんてんと同じ臭いを感じるものがあったのだ。

そして聴いてみた。

てんてん:「ねぇねぇ、もしかしてM1号もそういうところない?同じ臭いを感じるんだけど」

M1号:「残念なんがら、私はそんなことしませんよ~~。」(とっても得意げに・・)

てんてん:「でもね、、苦行好きって自分ではそれを苦行とは思ってないんだよ。」

「こわ~いことふつ~にやってるの。思い当たるところない?」

そこでナイス!M2号

M2号:「そういえばさぁ・・M1号ちゃん、前に天王山に一人で登山しに行ったことあったやん」

M1号:「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・アハ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

てんてん:「やっぱり~~~ふつう若い女の子が一人で天王山は昇らないよね~~。」

てんてんの読みは間違っていなかった。

ではここで苦行な生き方を知らず知らずやってしまっている人のチェックをしてみよう!

4つ全部当てはまったら・・それは間違いなくあなたは苦行な生き方をしています。

その①・・・どこでも自転車で移動する。また自転車をこぐのがやたら早い。

その②・・・辛いものがやたらすき。

その③・・・頼まれもしないの、ついつい人助けと思っていろんなところに顔をつっこむ。

その④・・・例えば、どうしようもない人、困った人に出逢うと

「そうよ!この人は私が変えてあげなきゃ!私の愛で本当の愛を教えてあげるわ~」

とはりきってついついその人と深く関わってしまい余計なお世話をやたらやく。」

どうでしたかぁ?

これを書いてて思ったけど、てんてん母はそのまんま全部あてはまる。

母は④で父と結婚し、エライ目にたくさんあってきた。

でも自分で選んだ人生だものね・・・しかたないよね・・。

そんな母を見て育ったてんてんはなんとか④だけはまぬがれた。よかった~~。

まだまだ知らず知らず苦行な生き方をしているみなさまぁ~~。

苦行な生き方卒業生の先輩から一言。

生きることは楽しいこと~~~?

自分にやさし~くね・・??

幸せなことがあったあとにもまだまだ幸せは続くのだぁ~。???

ただいま卒業式の季節です。

苦しい生き方・・・卒業いたしましょうね~~。

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