街はすっかり桜色ですね~。
てんてんが住む西桂坂はやっと咲き始めた・・という感じなので、
今日、街中の満開になった桜を見て大感激!!
ここ数年、京都の桜の名所という場所にはでかけていなかったのだけど
さすが人がたくさん集まる名所って意味があるね・・。やっぱり見事な桜だったわ。
今日は朝からてんてん母と娘と甥っ子2人を連れて3/26に再オープンした
宝ヶ池子供の楽園に行ってきた。
行きは五条通りから川端通りを北上するルートで行ったのだけどすごいね~~。
川端どおりの桜ってあんなに綺麗だったのね~。灯台元暗し・・。
鴨川沿いに延々に続く桜並木は本当に見事だったわ。
また祇園や疎水沿いのほうもチラっチラっと見ながら走ったのだけど、さすが京都・・・
石畳と桜がマッチしていてとても素敵だった。
川端通りの桜は出町柳を越えたあたりからがまたすごいね~~。
まるで桜が雲のようにもこもことしていて満開の桜のトンネルをドライブ
できたのは最高・・・。今度は夜桜を見に行きたいな。
リニューアルされてとても綺麗になった子供の楽園・・。
子供達もおおはしゃぎ!これからの季節お薦めですよ~。
水遊びもたくさんできるしね・・。
話はゴロっと変わるけれど、最近夫が読んでいる本が映画化されたものを
一緒に見ることが多い。
何度も書いてしまうけど、本を読むことがとっても苦手なてんてんにとって
こうやって映像で一緒に楽しめることはとってもありがたい。
この間見た 「サウスバウンド」 という作品。
てんてん的にはすごくよかった~~!! こういうのすごく好きかも。
主演は豊川悦司。
むか~しむかしのドラマ「愛してると言ってくれ」の頃のトヨエツはあまり好きじゃなかった。
素肌に麻のシャツが似合う男はトヨエツを超える人はいないと思うけど、
かっこよすぎて、ごめん・・・だめだった。
でも最近のトヨエツ・・特にキンチョールのコマーシャルのトヨエツは最高にいい!!
あのコマーシャル辺りからトヨエツ作品をちらほら見だすようになった。
「私と犬の10の約束」の役柄もよかったけど、この「サウスバウンド」の役柄は
てんてん・・・はまってしまいました~~。
トヨエツが演じる主人公 上原一郎は
相手が誰であろうと・・たとえ地位や名誉がある相手であってもおかしいと思ったことは
おかしいとはっきり言い切り、闘うべきときは納得するまで闘う骨太親父。
そして誰とも徒党を組まない。ううん、、一番の理解者は妻なのだ。
この夫婦がとってもかっこよかった。(奥さん役は天海祐樹)
この作品を見てこの主人公のように誰とも群れずたった一人で・・自分のしっかりと
した感覚と意志で人に流されず自分の想いを伝えられる人って世の中にどれくらい
いるのだろう?って思った。
それより、てんてん自身はどうだろう?って自分を振り返ってみた。
はっきりと真っ向からまっすぐに意見を言えたときもあった。
でも残念ながら自分の感覚を信じられずに人に流されてしまったこともあった。
人の様子を伺ってから行動したこともあった。
そんな時は後から自分の魂がとても悲しむのだった。
約1年前にも実はそのようなことがありあの時からてんてんは決心した。
間違ってしまうこともあるかもしれない。
そんな時はただひたすら頭を下げて謝ればいいのだ。
でも間違うことを恐れたくない。
自分の感覚を信じて、伝えるべきときはまっすぐな瞳とまっすぐな想いで伝えたい。
例え100人中、自分以外の99人の意見が違っていたとしても・・。
また人がこうやってるから・・こうするから・・と人の様子を伺って、
自分の感覚を無視することもしたくない・・と・・。
自分は本当はどうしたいのか?
しっかりと感じて自分の中から答えを出していきたい。
昔、てんてんが札幌で正社員として働いていたときのこと・・。
(業界は書かないね・・。書いてしまうととっても大きな会社だったのですぐに
わかってしまうからね・・・)
その会社はまさに「女の園」だった。
実はてんてんはアロマのお仕事をする前に一度だけ、本気でやってみたいと思う
仕事があったのだ。
結婚して札幌に行って、右も左もわからなかったてんてんはとりあえず
タウンページを開いて、札幌で一番大きそうなその業界の会社を探したのだった。
もちろんその会社が求人をしているかなんてわからなかった。
でも・・ほら・・・「こう!と思ったら突進~~」のてんてんはどうしたか?
その会社の社長宛に手紙を書いたのだ。
自分がどれだけその仕事を本気でやりたいか?どうしてもこの仕事がしたい!
という熱い想いを手紙に書き綴ったのだ。
するとしばらくしてから社長直々にお電話を下さったのだ。
是非、面接にいらしてください・・と・・・。
そしてめでたく本社に入社させていただく流れとなった。
てんてんははりきったよ~~~。とってもやりたい仕事だったからね。
まだ子供もいなかったから夫と同じくらい長時間働いたんだ~。
結構体力仕事でね・・。身体も疲れたけど、でも毎日が充実していたのだった。
はりきった、はりきった~。
もちろん、帰ってからちゃんと旦那さんのご飯とかも作ってたよ~~。えらいね~。
そんなある日・・先輩の(多分彼女は当時50歳くらいだったと思う。)社員の
人に呼び出されたんだ。見た目もちょっと怖そうな先輩だった。
「福庄さん・・ちょっと5階の○○室まで来てくれる?」(きゃぁ~こわ~い)
そこでてんてんは一人でいくと、
「あんた、最近ちょっとでしゃばりすぎじゃないか!」等々いきなり怒鳴られて
しまったのだ。
てんてんはひたすら聞いていた。最初はひたすら・・ひたすらに聞いていた・・。
でもだんだんこぶしが「グー」になってきた。
てんてんのよからぬものがつま先から頭の先までいっぱいいっぱいになって
しまったのだ。
それはその先輩の言ってることに対してももちろんそうだったのだけれど
こうやってたった一人を呼び出して言うことに対してとても腹が立ってきたのだ。
どうして堂々とみんなの前で言わないのか?
てんてんの行動に意見があるのなら会議でもなんでも開いてみんなの前で
言ってくれたらいいのに・・。こんなコソコソとぉぉ!!
数分後てんてんのよからぬものは最高潮に達し音をたてて炸裂してしまったのだ。
(ちょっと美しきアロマセラピスト・・放送禁止用語なので・・・。ピーいっぱい。)
「うっ○いんじゃ!!!お○はん!!だま○!!きたないやりかたするなぁ~~!!」
(この後はあまりにも恐ろしくて書けません。)
てんてんはこの仕事が本当に好きだったし、またお客様とのやりとりが
なにより好きだった。お客様の夢を叶えてあげたい!!・・そう思うばかりに
社長直々に「こんなものを作っていただきたいのですが・・」と直談判に
行ったりしていたのだ。
悪いけど、頭の堅い先程のような先輩には言っても通らないことがわかって
いたので、尊敬する社長直々に話を持っていったりしていたのだ。
又社長もなぜか「いいよ!あなたの好きなようにやってごらん。」と叶えて
くださることが多かったのだ。
でも組織の中ではそんなてんてんを応援してくださる社員の方半分、
うとましく思ってくださる方半分、また支店にまでてんてんのよからぬ噂はとびちったり
していたのだった。
くやしかった・・・。
でもこの時思った。
「誰にもじゃまされることなく、人の顔色を伺うことなく思いっきり自分のやりたいように
自由にのびのびと仕事がしてみたい!」 と・・・。
でもそうできる環境とは?
そう・・・「自分が経営者になるしかないのだ!」と・・。
てんてん的にはびっくりするような発想だったけど、そんなことを考えると
わくわくが止まらなくなってしまったのだ。
自分の力で仕事をする・・・。責任はすべて自分・・・。やってみたい!!!
けれどその頃のてんてんはその仕事を独立してやっていく資金もなにも
もちろんなかった。
だけどそんなことを考え付いてしまった日には申し訳ないけれど、もう人に
雇われる仕事はできなくなってしまったのだ。
そしてある日突然その会社を辞めることを決めたのだ。
社長は引き止めてくださった。
「福庄さんの働きたい支店で働いていいから、続けられないか?」と・・・。
社長のことは好きだった。(女社長で~す。)
でもてんてんは目覚めてしまったのだった・・。もう・ど・う・に・も・と・ま・ら・な・い~♪なのだ。
そして丁寧に丁寧に頭を下げて、退職させていただいた。
そこからこのアロマに辿りつくまでに少し時間がかかってしまったけれど、
沖縄に住むようになってその夢はまず1歩果たされた。
自宅アロマセラピールーム開業!!
楽しかった~~~!!本当に毎日がキラキラとしていた~~~!!
チラシ作りも全部手作業。
今はJHAS沖縄校の講師となっている沖縄で最初に友達になった「金ちゃん」が
無償でいろんなことを助けてくれた。(当時金ちゃんは全くアロマセラピーには
無縁の人だったのだ。けれど今やJHASの人気講師なのだ~。
また金ちゃんとの出逢いについても改めて書かせていただきたいと思う。)
自宅サロンながら沖縄の人達は本当に敷居がなくてたくさんの人達が
施術を受けに来てくださった。
そんなある日、てんてんはこのJHASと出逢ってしまったのだった。
この出逢いはまさに運命的な出逢い!!
もう身体中に雷が落ちたよ。全身が震えたよ。
そして・・また今までのものを全部手放し、新たな1歩を踏み出したのだ。
<つづく・・・> (なんじゃそりゃぁ~)
ごめんね・・これから夜のレッスンなんで・・。準備します。