友人R子:「ねぇねぇ聴いて~主人ったらひどいんだよ~~。」
「もう~~#〇ж☆ёΘΞξψΩφ●☆※~~~!!!! 」
てんてん:「そう~~それは辛いよね~~」
R子:「もう腹立って、腹立って~~」
てんてん:「R子の気持ち・・・とってもよくわかるわ~」
「は~い、じゃぁちょっと深呼吸してね~~」
「じゃぁ仮にね・・仮にだよ・・もしすべてのことが自分から始まっていると・・したら
R子にはそうされるようなことをご主人にした覚えはある?」
R子:「?????????ううん・・・なにもないわ・・私はなっっんにもしていません。」
てんてん:「そう~~」
「じゃぁね・・・何もしていなくても心の奥底のほうでご主人のこと・・・
言葉は悪いけどどっか見下したりしてない?」
R子:「 ・・そ・それはあるかもね~・・。どこかで『私のほうがなんでもわかってるわ~』
って思ってるところがあるわ。」
てんてん:「それだね~~。ご主人は言葉で言われなくてもちゃ~んと感じて
いらっしゃるのね。だから突然そんなに怒られたんだと思うわ。」
R子:『納得』
でもこういうことって実はR子だけじゃないと思うんですよね・・。
世の女性達もどこか言葉にはしなくても『男性』を少しばかり見下す傾向があるように感じる。
これってひょっとしたら今に始まったことではなく、むか~しむか~しから
そういう傾向があったのではないかなぁ?って思う。
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少し前別の友人からこんな話を聴いた。
その友人が「徹子の部屋」を見ていた時のこと。
ゲストの奥様:「うちの人ったらぜ~んぜん、人の気持ちを考えてないんですよ~。
この前も私がティータイムに楽しみに置いておいたスィーツがさ~て食べよう~
っと思って冷蔵庫開けたらないんですぅ。
主人に「あなたここに置いてあったスィーツ知らない?」って聴いたら
さら~っと「あ・・あれ食べたよ」って言うんですよ~。すごく楽しみにしてたのにぃ~
どうして一言「これ食べてもいい?」って聞く思いやりがないのかしら?
そいうところが腹立つんですよね~。」(←もちろん大人の女性だったので可愛らしくです。)
・・・というようなお話をされていたそうだ。
そして黒柳徹子さんはこのように仰ったそうだ。
徹子さん:「男はむか~~しっからそういう生き物なのよ。
狩に行くことしかできないの。狩をすること以外目に入らないのよ~。
他のことはできないのよ~。でも女性は家事にしても一度にいろいろなことが
できるでしょ?洗濯をしながら、朝のお食事の支度をして、旦那さまのシャツにアイロン
かけて、お弁当を作って・・子供の面倒みてって・・。
一度にいろんなところに目を向けることができるのよ~。
昔からそういうものなんだからあなたそんなことで怒っちゃだめよ~」って・・・。
友人はこの話を聴いて「納得」って思ったそうだ。
てんてんももちろん「納得」だった。
そうなのよね~~。ついつい女性は多くを男性に求めてしまうものかもしれないね。
女性は一度にいろいろなところに気配りができるけど、
男性は全然悪気はなくても、目の前のことしか目に入らない人が多いのかもね。
だからついついそんな単細胞の男性を(ごめんなさ~い男性のみなさまぁ全員では
ありませ~ん。てんてんなんか女性なんですが単細胞系で~す。)
見下してしまうのかもしれない・・・。
でもやっぱり男の人が外に狩に行ってくれるからこそ女性は安心してお家のいろんな
ことができるんだよね~。だからやっぱり見下したりなんかしてはいけないね・・。
男性の狩にやっぱり女性はかなわないと思うわ。
てんてんもついつい威張ったりしてたことがあるけど、「いざ!」というときの
夫の大きさには「かなわな~い」って何度も思い知らされたことがあるもん。
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話はもどる・・
てんてん:「じゃぁ今日からちょっと努力して、旦那さんが朝出勤されるとき、
ちゃん~と旦那さんの名前を呼んで○○く~ん、いってらっしゃ~~い」
ってやってみたらどう?最近、やってないでしょう~(てんてんはがんばってまぁ~す。)
R子:「えへへ~ちゃんと見送ってるけど、いっつもパジャマ姿のままやわ。
寒いし腕組みして言葉だけ「いってらっしゃ~い」って言うてる。」
てんてん:「あかんよ、あかんよ~ちゃんと斜め45度に小首をかしげて
手を振って「行ってらっしゃ~い」ってやるのよ~。」
R子:「へ~~できるかなぁ。」
てんてん:「きっとR子が旦那さんのこと本当に尊敬できていっぱい感謝
できるようになって可愛い妻になったら必ず旦那さんは変わっていかれると思うわ。
がんばってね~。」
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実は↑のよう~なニュアンスの言葉・・てんてんが生徒時代に先生から
言われ続けてきたことなのだ。
先生はことあるごとに
「てんてんさんはね~~旦那さんの言うことをちゃんと聴きなさいね~」って
いっつも言ってくださっていたのだ。
でもまぁ~これがなっかなかできなかったのよね。
でも次から次へと起こる起こる・・・
夫に助けてもらわなくてはいけないことがね・・・。
その時に思い知るのよ~。「今まで本当にごめんなさ~い」って・・・。
人は時に自分が尊敬している人の言葉や、自分より上だ~と思っている人の
言葉は素直に聴けても身近な家族やちょっと見下してしまっている人の言葉は
「フン!」って聴けないときがある。
でも本当に一番身近な家族の言葉こそがなにより一番聴かなければいけないし、
(家族って一番痛いところついてくだるんだよね。)
又素直に「そうだね~そのとおりかもしれないね~」と聴けたときにはかなりの成長!
今、てんてんの一番身近な師匠はやっぱり「わんこのまりん」
まりんは本当にすごい!って思う。
まず、飼い主に似て食パンが大好きなのだ。
基本的に人間の食べるものは塩分が高いのであげてはいけないのだけど、
まりんはまずてんてんが食パンをたべはじめるとそそそそ~~って傍に
なにげによってきて、てんてんの太ももにちょこんと小首をのせるのだ。
そしておしっぽふりふりして上目遣いにうるうる~となんともいえない顔をして
ひたすらじ~~っとてんてんを見つめるのだ。
もうこの目にやられたら最後・・・。最初はがんばって無視するのだ。
けれど、無視しても無視しても気配を感じてしまう。
あの「うるうる可愛いおめめちゃんビームを・・」
そしてついつい「あ~もう~しゃぁないなぁ~ほな一口だけやで~」
っとあげてしまうはめになるのだ。
てんてんだったらきっと待てないで「もう~!はよちょうだいなぁ~ケチ~」・・とやりかねない。
実は夫は大の犬嫌いなのだ。
まりんを迎えた時も実はてんてんとまゆっちの強行突破だった。
てんてんも昔は犬が苦手だったので、犬嫌いの人が犬と生活する苦痛はよく
理解できた。夫には本当に申し訳ない・・と思いつつもあの時どうしても
まりんを迎え入れたかったのだ。
夫はまりんのことを愛することができなかった。
でもまりんは夫のことがと~~っても大好きなのだ。
仔犬の頃はまりんもまだ夫が自分のことを嫌がっているということに
気が付かず、夫が会社から帰ってきたらワンワンとうれしそうにしっぽを
ふってとびついた。
それが夫にしたらたまらなく嫌だったのだ。
けれど1歳をすぎたあたりからマリンはどうやら学習したらしい・・・。
「ご主人は会社から帰ってすぐに飛びついたらいやなんだなぁ~」って・・。
ある時から急に夫が帰ってきてもすぐには飛びつかず、まずはパジャマに着替えて、
ビールをコップ1杯飲んだ頃にそ~~っと夫の足元によってきてしずか~に
「ヘソ天」して『なでて~~なでて~~』とやるのだった。
そしてしばらくなでてもらったらちゃんと納得して夫の食事が終わるまで
食卓には近づかないのだ。
すごすぎるぅ~~。
そんな落ち着いたまりんの様子をみて・・・
夫も少しづつだけど、まりんのことが大丈夫になってきているのを肌で感じている。
なぜなら・・・最近夫がソファで夜スポーツニュースを見るときは必ず寄り添うように横で
まりんがゴロ~ンとくつろいでいるのだけど、夫の手はなにげにまりんの頭を
なでているのを見逃さないてんてんだった。
こういうことっててんてんちのまりんだけじゃないと思う。
動物って本当にすごいなぁ~って思う。
言葉も話せないけど、嫌われてるからっていじけたりしない。
なによ~!!なんて反発したりしない・・・。
又心でも「ふん!」なんて思ったりしない。
ただただ飼い主さんのことがだ~いすき・・・。
ただただ・・飼い主さんと一緒だったら幸せ~
その純粋でまっすぐな気持ちだけなのだ。
まりんを見ていたら本当にすごいなぁ~と思う。
まりんの「けなげさ」 「可愛らしいつぶらな瞳」 見習いたい。
まりんはてんてんのやっぱり師匠なのだ。