京都ホリスティックアロマセラピストてんてんの ~幸せの風日記~

生きることは愉しいことヽ(^。^)ノ~起こること・・すべては愛~

動物もんはやっぱりだめでしゅ

2008-10-15 15:31:48 | 映画

先日、「ぐ~ぐ~だって猫である」をやっと見にいってきた。

京都ではCOCON烏丸にある京都シネマという映画館でしか上映しておらず、いつももっぱら

久御山イオンシネマの「モーニング」か「レイトショー」で¥1,000でしか見ないことに決めている

てんてんにとっては正規の¥1,800を出して見るのはかなりの期待があったからだ。

スクリーンがとっても小さかったのはちょっと「あれ」だけど、ゆったりシートとまた他に見に

いらしてる方が「ほんとの映画好き」という感じでとてもマナーがよかったのは心地よかった。

やっぱりしょっぱなから大き目のハンカチタオルなしでは見られなかった。

「サバ」(先代のネコ)が登場したとたん、涙がぽろぽろぽろ。

物語は始まったばかりだというのに、ネコが登場するだけで泣けてしょうがないなんて・・・。

途中、もうすでに亡くなっている先代ネコのサバが人間と化した状態で主人公麻子さんの

前に姿を現し2人でお話するシーンがある。

最後の最後にサバが「麻子さん・・・ありがとう。」と伝える場面では声を押し殺すのに大変だった。

どうしてもマリンの姿と重なってしまってね・・。

マリンはいつもてんてんがこうやってPCに向かっている真横のソファに寝転がっている。

そしててんてんがマリンをみつめると、マリンも静かにてんてんをみつめるのだ。

マリンが人間だったらきっと絶世の美女だったにちがいないと思う。

てんてんもいつかマリンとあんな風に話せたらな・・。

どうして、出逢ってくれたのか・・。聴いてみたい。

その前にてんてん自身がマリンのこと思い出せたら最高だなぁ~。

映画の帰り、思わず「大島弓子ベストセレクション」という漫画まで買ってしまった。

この「ぐ~ぐ~だって猫である」は大島弓子さんという漫画家さんが自身を主人公と

して描いた実話作品なのだ。

映画の中で何作か大島弓子さんの漫画が登場するシーンがある。

その続きがどうしても読みたくて衝動買いしてしまった。

それと大島さん自身の姿にとても惹かれるものを感じたからだ。

そういえば、「綿の国」という漫画はてんてんが幼い頃にりぼんかマーガレットかで読んだ

記憶がある。

でも当時はまったく意味が理解できなかった。

何度読んでも何度読んでもわからなかった。

けれどあれから数十年たった今読んでみて、けっこう深い漫画だったんだぁ~~と思った。

「ぐ~ぐ~」もそうだったけど、「大感動!!」とか「おもしろ~い」とかそういうのではないけれど、

今のような秋がひとつひとつ深まっていく時期にお茶を飲みながらゆっくり見たり読んだりするのに

ぴったりのような気がする。

今日は朝からブログを書いたり、お手紙のお返事を書いたり、ずっと気になっていた用事を

済ませたりとゆるゆるしていま~す。最高~

さぁ、今からお茶でも飲みながら漫画の続きでも読むとするか・・・。

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いろんな顔

2008-10-15 10:53:04 | インポート

マリーアントワネットが咲いた。

Dscn0365 びっくり!!

だって、、だって~~この間までは真っ白なお花だったのに・・。

てんてんの大好き色・・・優しく気品のあるサーモンピンクのお花が咲いたのだ。

マリーアントワネットの名にふさわしく、気高くもどこか少女のような可愛らしさをのぞかせるその姿。

あまりの美しさにしばしみとれてしまった。

薔薇育て初心者のてんてんは知らなかった。

薔薇は季節ごとの「顔」があるそうなのだ。

春の顔、夏の顔、秋の顔。(冬は休眠期)

ますます薔薇育てにはまりそう・・・。

てんてんは思いもしなかった・・・。

自分がこんなにも薔薇を育てることを好きになるなんて・・・。

だってこうみえてもてんてんはとっても「ずぼら」(面倒くさがり)だからだ。

そうそう・・・これを書いていて思い出したわ。

その風貌・・・その話し方からは全くもって想像すらできない人でとっても上手にお花を咲かせ

る名人がいる。

それはてんてんの父。

今年の春、ちょうどてんてんが薔薇を育ててみようと思いたったあたりに実家に帰ったときのこと。

実家の家の前にそれはそれは可愛らしいベビーピンクの薔薇がぽわっと咲いていた。

てんてん:「なぁなぁ~あの薔薇前からあったっけ?」

母:「なにいうてんの。ずっと前からあるよ。」

てんてん:「うそ~気付かなかったなぁ~。お母ちゃんが育ててんのか?」

母:「ちゃうちゃう。パパやん。」

てんてん:「へ~~そんなんやぁ~。すご~い。」

もう一度庭に出てみると、薔薇だけではなくたくさんのお花が綺麗に植え付けられていた。

そしてその中でもピンクと白の「むくげ」が本当に美しく咲いていた。

てんてん:「これどこで買ったん?」

母:「買ったんちゃうよ。パパが桂川に咲いているのをとってきては刺し木して育てはるんや。」

てんてん:「ほんまかいなぁ~。すごいなぁ。」

てんてんは今までどこを見てたんだろう。

確かに数々のお花は目に映っていたのは確かだった。

父がいっつもお花の世話をしているのを知らなかったわけでもなかった。

でも自分が薔薇に興味を持つようになって、改めて実家の玄関先を彩る花々の美しさに気付き、

またそれを上手に育てているのは父だったんだぁ・・と改めて思ったとき、また父の中のなか

なか表からは見えにくい優しさを深く感じることができた。

またてんてんは父は動物が嫌いだと思い込んでいた時期があった。

でも、またまたこれを書いていて遠い記憶が蘇ってきたのだけど、

むかし、てんてんが本当に小さかった頃、、、そうそうあの初めて飼った動物は十姉妹だと思い込ん

でいたけれどそれよりももっと昔、、、けっこう大きな水槽に2匹の大きな金魚?(金魚でも

けっこう大きかった)を飼っていたことがあった。

毎週日曜日になるとその大きな水槽の水を抜き、きれいに洗っていつも世話をしていたのは

他の誰でもなく父だった。

ある大雨の日。ものすごい勢いで雷がなった。

その翌朝、その2匹の金魚は両方死んでしまった。

てんてんはあまりにも小さくてその時の父の表情を見ることもまた父の気持ちを考えることも

なかった。

父はきっと今もし動物をお家に迎え入れたら一番にその子を大切にお世話することだろう。

多分、父が動物を飼わないのはいつか来るであろうその子との別れが辛いからなのだと思う。

父とてんてんはやっぱり本当にそっくりだなぁ・・・と最近つくづく思う。

てんてん自身もお花を育てたり、わんこやうさぎを心から愛しいと抱きしめたりお世話させてもらっている

自分を時々客観的に見て、「自分ってこんな一面もあったんだぁ・・」と不思議な気持ちでいっぱい

になることもある。

自分は「こんな人間」と決め付けているだけで、まだまだてんてん自身も知らない自分の顔が

あるのかな?

そんな自分にいつか出会えるのも楽しみだな。

真っ白だと思い込んでいたマリーアントワネットが実は秋には優しいサーモンピンク色になる

のと同じように・・・。

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