今日はお仕事がお休みだったので、朝はお掃除に勤しみ
お昼からは久しぶりにゆっくりと読書を楽しみました。
読書が苦手な私が時間が経つのも忘れて没頭してしまうほど
小説の世界に引き込まれてしまう森沢明夫さんの作品
昨日たまたま新刊が8月上旬に発売されたことを知り
早速アマゾンで注文し、今日お昼すぎに届きました。
今回の作品は
「癒し屋キリコの約束」
またまた森沢さんの優しくも温かな世界に引き込まれそうな作品です
【内容】
純喫茶・昭和堂を営んでいるオーナーの有村霧子。
40歳を過ぎているにもかかわらず美しい容姿を保っているのだが、
性格は非常にだらしなく、金にがめつい。
でも、なんだかにくめない魅力的な彼女に惹かれて、
昭和堂は、町の男子高生からおじちゃんまで、皆が集う憩の場となっている。
そんなお店では喫茶店以外の裏稼業を行っている。
それは、町々の人々の相談を聞いて解決するという『癒し屋』。
妄想力がひじょ~に乏しい私でも、森沢さんの小説は頭の中でリアルにその場面が
思い浮かべられ、まるで自分もその場に一緒にいるかのような錯覚さえ覚えてしまうほど
予想通り、時間を忘れて読み進めてしまい・・気がついたら夕方17:30になっていました。
ところどころ・・・ぐっ・・と温かな涙がこみ上げます。
今年の元旦・・夫から薦められて初めて読んだのが
↑ コチラ・・
「虹の岬の喫茶店」
本来あまり読書が好きでない私が、何気にこの水色のきれいな表紙になんとなく惹かれて読み進めました。
この作品は私がずっと忘れかけていた・・というか、
ほんとは私の中に確かに存在し、自分の中にも「それ」があることをわかってはいるのだけど・・
手が届きそうで届かない・・・その領域に行きたいのに、何かがそれを拒んでしまう・・
そんな私の中の・・なんともいえない息苦しくも詰まった感情に対して
「大丈夫・・もう大丈夫だよ」「もう・・ありのままの自分にもどっていいんだよ」
そんなふうに優しく語りかけてくれるような、本当に温かい小説でした
ある「章」では、声をもらして嗚咽してしまうほど・・・。
この「虹の岬の喫茶店」は秋10/11に映画となって公開されることになりました。
http://www.misaki-cafe.jp/index.html
出演される俳優さん達があまりにも豪華キャストなのでびっくりしました。
10/11は昨年・・らびが光にもどった日でもあります。
らびが命をかけて私に大切なことを教えてくれた日。
その日にこの映画が公開されることになったのも・・
なんだかとても意味があることのように思えてなりません。
夫と共に映画の公開もすごく楽しみにしています。
その他の作品もいろいろと読ませていただいたのですが、
お外で読むのはちょっと気をつけないといけないです。
ほんとに・・涙が止まらなくなってしまうからです。
魂にぐっ・・と触れる言葉がちりばめております。
これまでに新幹線の中で・・・喫茶店の中で・・・こぼれ出る涙を周りの人に気付かれないように・・・
ハンカチでふき取るのに必死でした。
さて・・・今からもう少し「癒し屋キリコ・・」を読み進めたいと思います。
明日はお仕事なので寝不足にならないように・・・。