遠い昔だけれど

2006-05-31 23:55:26 | 折りに触れ思うこと
中学を終えると、親の事情で住み慣れた街を離れることになった。
歳月を経て、再び街に戻ってきた日は、冷たい雪が降っていた。
「又戻ってきたんだよ」 友人に電話をした。

降雪で路線バスが不通になる中を友人は、膝程もある雪を踏み越えて5キロの道を歩いて私を心配して会いに来てくれた。

私はそんな事しない。
私には出来ない。
私は何もしていない。

なのに・・・