ナナカマドは
その実を付けたまま
冬を越す
そうだった?
紅い実の上に積もる白い雪
何度も見ている光景
歩いてみて
今更のように感心する
新緑の頃
うっそうと葉を着けた後
まだ硬そうな橙色の実は
落ち葉を待って顔を出す
秋の深まりと共に
その実は一層紅く豊かになる
冬
雪の歩道に
鳥の仕業か
ナナカマドの実が
いっぱい散らばって続く
車で
通り過ぎる風景
歩いて
踏みしめる風景
見慣れた街なのに
知らない風景がある
ナナカマド
その実は
いつ
落ちるのだろう
ナナカマドは
その実を付けたまま
冬を越す
そうだった?
紅い実の上に積もる白い雪
何度も見ている光景
歩いてみて
今更のように感心する
新緑の頃
うっそうと葉を着けた後
まだ硬そうな橙色の実は
落ち葉を待って顔を出す
秋の深まりと共に
その実は一層紅く豊かになる
冬
雪の歩道に
鳥の仕業か
ナナカマドの実が
いっぱい散らばって続く
車で
通り過ぎる風景
歩いて
踏みしめる風景
見慣れた街なのに
知らない風景がある
ナナカマド
その実は
いつ
落ちるのだろう