新聞の編集余録に「嫌な幼児言葉」というのが載っていた。 受付の女性に〝おじいちゃん、一人で来たの、偉いね〟と言われ戸惑ったと言う記事を読んだ。 某所では70代と思われる女性が、料金の支払いの順番を尋ねたところ〝おばあちゃん、椅子に掛けて待っていてくれるかな~〟
高齢者はひとかどの人生経験者、そして名前もある。 まだまだ若い世代と対等に張り合って生きていきたいと思っている。 「幼児言葉」が優しい対応と思っているのだろか・・・・ こんな内容の記事だった。
「幼児言葉」ってほんとに聞き苦しいし、言っている本人が馬鹿に思えてくる。 施設に勤めていた頃、よく慰問という名の下に自分たちが趣味でやっている歌や民謡、踊りなどを披露しにやってくる人達、 開口一番〝おじいちゃんおばあちゃんこんにちは~〟から始まる。 事前の打ち合わせで、自立した入所者ばかりなので、おじいちゃんおばあちゃんと呼ばれるのはあまり好みませんと言ってるのにもかかわらず。 数名の利用者も参加するのだけれど、氏名を書いた名簿を渡してあるのに必ず「はい、次は山田さんのおばあちゃんに唄って頂きます」と紹介する。 「皆さんこんにちは!」「次は山田花子さんに唄って頂きます」と、どうして普通に云えないのだろうと思っていたし、当然利用者さんからも苦情が来たものだ。 園児達が「おじいちゃん!おばあちゃん!」と呼ぶのとは訳が違う。 施設で団体生活を送る老人と、十把一絡げ的発想なんだろうか。
外部の人だけではなく、職員の中にも幼児言葉で対応する人達もいた。 「あら偉いね、お利口ちゃん」とか、 何でも器用に出来る人に「なかなか上手いもんでしょ」等と。
記事を見て、今はどうなんだろうと職場を思い出した。
「編集余録」の最後は、もし自分が「幼児言葉」で声を掛けられたら、余計なお世話と突っ張って「変なじいさん」と言われる覚悟を決めようか、「現実」を受け入れて「かわいいおじいさん」と言われるのを良しとするか、悩むところだ。 と結んでいる。
今の世の中、右を見ても左を見ても、じじばばじじばば・・・だ。
「幼児言葉」はまかり通って行くのだろうなぁ。 優しい声かけと勘違いして・・・
高齢者はひとかどの人生経験者、そして名前もある。 まだまだ若い世代と対等に張り合って生きていきたいと思っている。 「幼児言葉」が優しい対応と思っているのだろか・・・・ こんな内容の記事だった。
「幼児言葉」ってほんとに聞き苦しいし、言っている本人が馬鹿に思えてくる。 施設に勤めていた頃、よく慰問という名の下に自分たちが趣味でやっている歌や民謡、踊りなどを披露しにやってくる人達、 開口一番〝おじいちゃんおばあちゃんこんにちは~〟から始まる。 事前の打ち合わせで、自立した入所者ばかりなので、おじいちゃんおばあちゃんと呼ばれるのはあまり好みませんと言ってるのにもかかわらず。 数名の利用者も参加するのだけれど、氏名を書いた名簿を渡してあるのに必ず「はい、次は山田さんのおばあちゃんに唄って頂きます」と紹介する。 「皆さんこんにちは!」「次は山田花子さんに唄って頂きます」と、どうして普通に云えないのだろうと思っていたし、当然利用者さんからも苦情が来たものだ。 園児達が「おじいちゃん!おばあちゃん!」と呼ぶのとは訳が違う。 施設で団体生活を送る老人と、十把一絡げ的発想なんだろうか。
外部の人だけではなく、職員の中にも幼児言葉で対応する人達もいた。 「あら偉いね、お利口ちゃん」とか、 何でも器用に出来る人に「なかなか上手いもんでしょ」等と。
記事を見て、今はどうなんだろうと職場を思い出した。
「編集余録」の最後は、もし自分が「幼児言葉」で声を掛けられたら、余計なお世話と突っ張って「変なじいさん」と言われる覚悟を決めようか、「現実」を受け入れて「かわいいおじいさん」と言われるのを良しとするか、悩むところだ。 と結んでいる。
今の世の中、右を見ても左を見ても、じじばばじじばば・・・だ。
「幼児言葉」はまかり通って行くのだろうなぁ。 優しい声かけと勘違いして・・・