親が子供を叱る時、冷静に叱るというのは、余程できた人でしょう。
たいがいは、親の言う通りにならないので、つい感情に走り邪気で叱ることになるようですね。
なぜ感情的になるかといえば、家庭のなか、仕事上の人間関係などの要因があげられます。
そのストレスが、子供たちに向かうことになります。
低学年ならまだしも、高学年なると嵐の過ぎ去るのを待つ、という要領を覚えてきます。
足元を見られているわけです。
親のあり方として、「夫婦の語り合い、子育ての方向性での対立の処理」を冷静にやらなくてはなりません。
意見が対立しても、口論になってもいいんです。
一呼吸おいて、さっと、心の手をさしのべるのです。
そして、ニッコリが肝心です。
ほほえみながら叱れば、邪気は消え正気になり、心の耳は開きます。
余計な心配をしなくて済むような、1日、一瞬になるはずです。
人間は生きています。またすぐに、問題発生です。
その積み重ねが、親業の成長に導いてくれるのです。
だから、1日、一瞬の積み重ねです。
合掌