憎みや怒りのきわまったものです。
心学を学ぶ機会に恵まれなければ、憎しみの炎を平気でもやしつづけるでしょう。
憤怒と憎悪は、本来攻撃的なものです。
しかし、心の奥を覗くと、淋しい孤独のやり場のない苦悩が、形を変えて現れたものです。
神様に縁を結ぶものとして、このような感情を乗り越えていかなければなりません。
それには、「人から慰めてもらいたい、理解してもらいたい」という気持ちや
「あれもほしい、これもほしい!」の欲しい病をやめることです。
人のよいところを見て、
あやまちを、赦し、
きつい言葉を、とがめず、に向かっていけば、
穏やかで、和やかな、自然のこころ、で生活できるようになります。ね。
幸せな人とは、人を憎む心や咎める心を持たない人のことです。
合掌